店POWER Ver6.00 バージョンアップ項目

店POWER Ver6.00では以下の機能追加や改善を行なっています。

全体
[データ移行]タブ 棚割編集中でも[データ移行]タブを表示し、各機能が使用できるように改修 改善
環境設定
棚割モデル割付(パターン)
棚割モデル割付(店舗)
「同一店舗に同一パターンの棚割モデル割付を許可する」を廃止 変更
絞込検索 [指定モデル外共通商品コード]タブに説明テキストを追加 追加
棚割操作
オプション [詳細設定②]に、ポップアップ表示項目を選択形式に変更 追加
棚割編集(テキスト棚割) [棚割操作]-[新規作成/開く]より作成/編集した棚割を、テキスト棚割で開いて編集した場合でも、台・段の変更がなければ什器サイズを元のまま保持 改善
棚割編集(ハイライト) ハイライトの選択可能項目に[任意分析(文字列)][任意分析(数値)]を追加 追加
棚割編集(ハイライト) [Tapir連携(クラスター)][Tapir連携(品揃え)]でファイル欄空白での設定を禁止するように変更 改善
棚割スケジュール(店舗) 棚割モデル割付での変更の場合には、棚割変更日の前に[★]印を表示するように追加 追加
棚割スケジュール(店舗) [割付状況]画面に[棚割モデルの棚割変更日]、[反転]を表示するように追加 追加
一括作成(パターン) [棚割モデル選択]より読込した後に、選択した棚割モデルを処理対象外にする設定を追加 追加
棚割モデル一括編集 [棚割モデル選択]より読込した後に、選択した棚割モデルを処理対象外にする設定を追加 追加
陳列連携 出処理開始時、予約削除時にもログを出力 改善
帳票作成
陳列商品一覧表 棚情報に「平台」を追加 追加
一括出力(追加変更) [実施モデル割当]機能を追加
※これにより、これまで比較する棚割モデルをそれぞれ選択いただいていたものが、棚割変更日で一括設定することができるようになりました
追加
一括出力(店舗)
 -追加変更一覧表
 -追加変更棚割図
 -追加変更棚割表
 -追加変更棚割図表
指定日比較機能を追加
※今まで一つ前の直近過去との比較だけでしたが、任意で指定した棚割変更日と比較することができるようになりました。この機能により、未来棚割が複数あった場合でも、最新の未来棚割と現状棚割(棚割変更日を指定)を比較した結果を出力できます。
※棚割パターンでの比較となります
追加
一括出力(店舗)
詳細設定
出力ファイル名を[コード固定]から、[コード&名称]を選択できるように改修 改善
集計帳票 (パターン)
追加変更集計表 [実施モデル割当]機能を追加
※これにより、これまで比較する棚割モデルをそれぞれ選択いただいていたものが、棚割変更日で一括設定することができるようになりました
追加
集計帳票(店舗)
陳列検索 出力項目に「棚情報」を追加 追加
売場分析
売場レポート 出力状況一覧を追加
出力処理の予約機能を追加し、処理中でも店POWERを終了可能に
追加
その他
TP-INOUT コマンド[1023]を追加
指定日の直近過去の有効陳列に紐づくゴンドラNoを抽出可能に
追加

店POWER Ver7.00 バージョンアップ項目

店POWER Ver7.00では以下の機能追加や改善を行なっています。

全体
分析設定(規定値) 売上情報を複数選択できるように対応しました。 追加
棚割操作
分析設定 売上情報を複数選択できるように対応しました。 追加
開く
 -実施
 -店舗
棚割世代に「入力日の直近過去」で検索できるように対応しました。 追加
テキスト棚割 テキスト棚割変更後、終了時のメッセージを什器の変更有無によって変更しました。 改善
テキスト棚割・開く [テキスト棚割-開く]からテキスト棚割以外で作成したモデルを選択したときのメッセージ変更しました。 改善
オプション(詳細設定1) 圧縮商品に下線を表示できるように対応しました。 追加
オプション(詳細設定2) 棚表示色に棚毎圧縮を追加しました。 追加
事後作業・ゴンドラNo ゴンドラNo検索機能を追加しました。 追加
自動棚割 追加とカットの商品を指定し、自動で棚割編集を行う機能を新設しました。 追加
棚割編集(フェイシング)
積上/積下 数値を入力して積上/積下数を指定できるよう対応しました。 追加
積上/積下・別商品 別商品積上に[複写][移動][編集]を追加しました。 追加
一括削除・商品指定削除 共通商品コードを指定して棚割から商品を削除する機能を追加しました。 追加
一括削除・全商品削除 陳列している全商品を削除する機能を追加しました。 追加
一括フェイス変更 数値でフェイス数を指定して変更できる機能を追加しました。 追加
帳票作成
棚割図 商品画像上に売上情報を表示できるように対応しました。 追加
棚割図表 商品画像上に売上情報を表示できるように対応しました。
別商品積上商品も棚割表に出力できる様に改修しました。
追加
追加変更棚割図 商品画像上に売上情報を表示できるように対応しました。 改善
追加変更棚割表 別商品積上商品も棚割表に出力できる様に改修しました。
[比較モデルの棚割表も出力する]機能を追加しました。
「変更明細一覧」の出力項目を選択式に改修し、[明細出力内容を選択する]を追加しました。
追加
改善
追加変更棚割図表 商品画像上に売上情報を表示できるように対応しました。
別商品積上商品も棚割表に出力できる様に改修しました。
[比較モデルの棚割表も出力する]機能を追加しました。
「変更明細一覧」の出力項目を選択式に改修し、[明細出力内容を選択する]を追加しました。
追加
改善
一括出力
一括出力(追加変更)
一括出力(店舗)
[お気に入り]タブから[お気に入り]のメンテナンス画面を表示可能にしました。 改善
集計帳票(店舗)
 -陳列検索
CSV出力を追加しました。 追加

店POWER Ver5.00 バージョンアップ項目

店POWER Ver5.00では以下の機能追加や改善を行なっています。

 全体
環境設定
 -棚割操作
[棚割操作]-[オプション]に下記項目追加
・[発売中止商品が存在する場合、棚割保存しない]
・[終売商品が存在する場合、棚割保存しない]
・[変更区分の店舗内移動、追加を厳密に算出]を追加
追加
環境設定
 -その他
[その他設定]に[帳票出力時に商品画像のリサイズを行なう]を追加 追加
絞込検索(個別設定) クリップボード貼り付けに対応 追加
POWER SCREEN連携日程 POWER SCREENの出力対象表示画面を追加 追加
 棚割操作
開く(詳細設定) クリップボード貼り付けに対応 追加
開く(店舗) 店舗保存が禁止の時、店舗棚割を開くときのボタンを[読み取り専用で開く]に変更 改善
保存(上書き保存) [発売中止商品が存在する場合、棚割保存しない],[終売商品が存在する場合、棚割保存しない]エラーチェックを追加 追加
基本情報 POWER SCREENの出力対象表示のため[?]ボタンを追加 追加
商品一括入換 [発売中止商品が存在する場合、棚割保存しない],[終売商品が存在する場合、棚割保存しない]エラーチェックを追加 追加
商品一括入換 POWER SCREENの出力対象表示のため[?]ボタンを追加 追加
商品一括入換 クリップボード貼り付けに対応 追加
一括作成(パターン) [直近過去棚割の什器情報を使用する]場合、連結されていても実行可能に 改善
一括作成(パターン) 一括設定を表示し、一括反映を廃止 改善
一括作成(パターン) [一括設定]機能新設 追加
一括作成(パターン) [発売中止商品が存在する場合、棚割保存しない],[終売商品が存在する場合、棚割保存しない]エラーチェックを追加 追加
一括作成(パターン) 基幹整合性フラグでエラーとなった共通商品コードをログの出力 改善
一括作成(パターン) POWER SCREENの出力対象表示のため[?]ボタンを追加 追加
棚割モデル一括編集 [複写]を追加 追加
削除指示 [エクスポート][インポート]機能追加 追加
陳列連携 管理者IDのみが「お気に入り」を[メンテナンス]できるように変更 改善
 帳票作成
棚割表
棚割図表
追加変更棚割図表
3ptで出力できない場合は出力できる分だけ出力する 改善
一括出力(店舗) 複数のカテゴリを店舗ごとにまとめて一ファイルにして出力するモードを追加 追加
 集計帳票 (パターン)
棚割モデル集計表 棚割パターン単位で集計情報を確認する帳票を新設 追加
 集計帳票(店舗)
星取表(店舗) 星取表を複数カテゴリで集計して出力するモードを追加 追加
陳列検索 コード検索に貼り付け機能を追加 追加
 マスターメンテナンス
パターン 「パターン(一括削除)」機能をID権限によって制御できるよう変更 改善
 データ移行
商品情報-エクスポート クリップボード貼り付けに対応 追加
エクスポート エクスポート条件の選択-[共通商品コードで絞り込む]でクリップボード貼り付けに対応 追加
インポート 棚割モデル情報-詳細設定に[複写]を追加 追加
 その他
ログ情報 一般ユーザーはログの削除をできないように対応 改善
ログ情報 「エラー」「注意」「情報」区分による絞り込みを追加 追加
自動出力(POWER SCREEN) POWER SCREENの自動出力で出力されたデータを手動で削除する機能を追加 追加
自動出力(POWER SCREEN) POWER SCREENの店舗報告状況を出力する機能を追加 追加
TP-INOUT POWER SCREENの店舗報告完了連携を追加 追加
TP-INOUT オプション設定に「店舗陳列情報で段種別を出力する」を追加 追加
OPU サービスで実行するように変更 改善

店POWER Ver5.00 主な新機能

小売業様の棚割管理をサポートする店POWERの最新版 Ver5.00をリリースいたします。
多くの小売業様にご利用いただく中で、お寄せいただいた様々なご要望を基に、各種の機能追加・改善を行っています。
スタッフ一同、皆様の棚割業務の効率化、精度向上にお役立ていただく事を願っております。

一括で操作する際の操作性を改善

「一括作成(パターン)」機能に「一括設定」を新設

一括で提案モデルから実施モデル(本番棚割)を作成できる「一括作成(パターン)」機能に、「一括設定」を新設しました。
従来は「一括反映」で、カテゴリーのみ一括で反映することができましたが、モデル名称などへの複写や置換、前後への挿入なども一括で設定できるようになりました。

ファイル名をモデル名称として設定可能に

外部の陳列データをインポートして活用することが可能ですが、一括で取り込んだ際のデータの把握は容易でありません。多くの要望にお応えして、ファイル名をモデル名称として設定することが可能となりました。そのために追加されたのが、一括設定の「複写」です。ファイル名から棚割モデル名称への複写などを行えます。

 

連結していても直近過去棚割の什器情報を使用できるように改善

取引先からの提案棚割をもとに本番棚割として採用する時などに便利な「一括作成(パターン)」機能ですが、せっかく設定していた本番棚割の什器サイズが崩れてしまう恐れがあります。そういった際に、[直近過去棚割の什器情報を使用する]のオプション設定が有効です。従来は、隣接台と棚板が連結されている場合に実行できませんでしたが、連結されていても実行可能なように改善しました。

基幹系整合性チェックで対象となった商品の把握が容易に

基幹系システムの商品マスタに未登録の商品が陳列されていると、本番棚割を更新できないように制限することができる基幹系整合性チェック機能。モデル保存や一括商品入換とともに、一括作成(パターン)でも、チェックして更新を制限しています。今回のバージョンアップで、未登録商品のログ出力により、対象となった商品を把握可能となりました。商品マスタ登録や棚割修正など、次のアクションに迅速に取り掛かることができます。

「削除指示」にエクスポートとインポートを追加しました

前回のバージョンアップ(Ver4.0)で指示項目を拡充した「削除指示」機能に、今回のバージョンアップでエクスポートとインポート機能を追加しました。
削除商品への2段階(売減らし、棚替後など)の指示と、その具体的なコメントなど、EXCEL等で編集してからファイル取込で更新することも可能です。

より厳密に、より簡単に

発売中止商品が含まれる場合に厳密な制限が可能に

商品情報マスタに、発売中止日や終売フラグを登録することで、発売中止商品が間違って陳列され続けることを防げます。従来は、モデル保存や一括商品入換で、対象商品がある場合にはメッセージによる警告のみでしたが、今回のバージョンアップで制限を強化しました。
環境設定に、発売中止商品や終売商品が存在する場合に、棚割保存しないオプションを追加しています。

棚割編集画面では、「×」表示により発売中止商品が一目瞭然です。指示の正確性や作業効率の向上にもつながるため、発売中止日や終売フラグの登録を推奨いたします。

店舗棚割の保存禁止時は「読み取り専用で開く」でわかりやすく

パターン棚割に店舗を割り付けることで、店舗棚割が自動生成されます。また、パターン棚割を編集すると店舗棚割も自動で更新されます。さらに、商圏の違いなどにより、店舗棚割の微修正も可能ですが、厳密なパターン管理のために、環境設定で店舗棚割独自の更新を禁止できます。
今回のバージョンアップで、店舗棚割保存禁止の設定になっている場合には、「開く」が「読み取り専用で開く」ボタンに変わります。

JANコードのクリップボード貼り付けで操作性を向上

商品一括入換などの複数のJANコードを指定する機能で、従来のファイル読込に加えて、クリップボードからの貼り付けにも対応しました。

変更区分の店舗内移動や追加をこれまで以上に厳密に判定

新旧の棚割パターン同士の比較だけでなく、その店舗で初めて陳列される商品(新規)か、他売場からの移動や二か所目の陳列(追加)なのかを判定して変更区分にセットしています。カット商品も同様に店舗で取り扱いがなくなる(削除)か、他売場で陳列される(店舗内移動)かを判定しています。
今回のバージョンアップでは、より厳密に判定するオプション設定を追加しました。連携データで必要とされる精度や運用方法にあわせて設定頂けます。

時間のかかる処理を待たずに店POWERを終了可能に

棚割保存やパターンの割付など、多くの店舗棚割を更新する際にも、OPU機能により待ち時間なく次の作業に取り掛かることができましたが、処理が完了するまでは店POWERを終了できませんでした。
今回のバージョンアップで、ユーザーは処理の状況を気にすることなく店POWERを終了できるようになりました。なお、この対応により画面右下の処理中ゲージは表示されなくなりました。

管理者の権限をより明確に

「陳列連携」のお気に入りメンテナンスは管理者に限定

任意の条件で、陳列データの連携予約ができる「陳列連携」機能。「プライスカード発行」など連携対象のシステムにあわせて「お気に入り」から選択します。このお気に入りのメンテナンスを管理者のみ実施できるように仕様変更しました。

「パターン(一括削除)」もID権限設定の対象に追加

不要なパターンコードを一括で削除できる「パターン(一括削除)」について、ID毎に使用可否を設定できるようにしました。これまで以上に安全に運用頂けます。

ログ情報の削除は管理者権限で

一般ユーザーはログ情報の削除を実施できないように改善しました。

ログ情報の区分による絞り込みで知りたい情報のみ把握

「エラー」、「注意」、「情報」で絞り込めるようになりました。エラー内容だけ把握したい場合、処理実行した売場や商品を把握したい場合など、必要な情報を把握しやすくなりました。

帳票出力機能の拡充

棚割モデル集計表を新設しました

複数の棚割モデルを選択して、各出力項目において集計した値を出力する帳票を新設しました。パターン別のアイテム数やフェイス数を一覧で把握できます。また、選択したモデル内での構成比も出力できます。

星取表の出力形式に「集計出力」を追加しました

複数のカテゴリーを集計して星取表を作成するモードを追加しました。設定画面で「カテゴリ別出力」(従来の形式)か「集計出力」を選択できます。

店舗毎に帳票ファイルを一括出力できるようになりました

「一括出力(店舗)」で帳票ファイルを出力する際に、複数のカテゴリを店舗ごとにまとめて一ファイルにして出力するモードを追加しました。
例えば、「店舗001」フォルダの中に、棚割図のPDFファイルと、陳列商品一覧表のEXCELファイルが出力されます。複数カテゴリーを選択した場合は、そのファイル内のシート別に各カテゴリーの帳票が出力されています。

なお、「一括出力(店舗)」では、一つのフォルダ内に全てのファイルを出力(店舗やカテゴリーを判別できるファイル名)することも、店舗やカテゴリーなど最大5階層のフォルダに分けて出力することもできますので、必要に応じて使い分けることができます。

POWER SCREENとの連携を強化

店舗へ指示書を公開するタイミングが把握しやすくなりました

店POWERでの編集作業中に、店舗への指示書を発行するスケジュールを確認できるようになりました。
棚割変更日へ入力する日付の確認や、作業の締め切り確認などに便利です。

店舗の棚替進捗状況を店POWERからファイル出力

店舗からの、POWER SCREENによる陳列完了報告の状況を、店POWERからファイル出力可能となりました。EXCELでの二次加工など完了報告の情報を活用頂けます。

完了報告のデータ連携も可能となりました

店舗の完了報告を定期的に確認したり、他システムでデータ利用する場合は、TP-INOUTで完了報告データを取得することも可能です。

間違った指示を配信した場合の取り消しに対応

間違った棚割変更指示を登録してしまった場合などに、店舗への指示書を取り消しできる機能を新設しました。

 

>>「店POWER Ver5.00 主な新機能のご紹介」PDFのダウンロードはこちら

店POWER‐ 棚割起点のマーチャンダイジング サポートシステム ‐

国内最大級の導入実績

基幹システムを限定せず自由なデータ連携を実現

様々な小売業態からのニーズに標準機能で対応

小売業の進化とともに歩み続ける店POWER

日本国内において、ビジュアル表現や分析機能を持った棚割システムは、主にメーカー・卸が利用する「棚割提案用のツール」として普及してきました。

しかし近年、小売業において「自社主導のマーチャンダイジング・陳列管理」「取引先とのデータ連携」「自動発注システムなどでの陳列データの活用」といった棚割を起点とした業務の重要性が認知されだし、それらのニーズに対応できる棚割管理システムの需要がますます高まっています。

店POWERは、小売業専用の棚割管理システムとして他社に先駆けて開発され、以後は開発・販売・サポートセンターのスタッフが一体となって現場のニーズをくみ上げ、製品の改善に反映させてきました。 現在では、開発着手以来15年以上にわたる実績を元に、小売業における国内トップクラスの導入シェアとなっています。

さらに、2015年には大幅な製品リニューアルを実現。業界スタンダードの棚割提案システムである棚POWERのコンセプトを踏襲した、より直感的な操作性を実現しました。

棚割管理の流れに最適化した製品設計

小売業の業務を効率化する店POWERの主な特徴・機能

業界スタンダードの棚POWERを踏襲した直感的な操作性

「アイコンによる表現」や「お気に入り」機能をはじめとする、特別な知識や教育なしでも十分に使いこなせる操作性を実現しました。

業態を選ばず、多くの小売業で採用

スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、ホームファッション、ディスカウントストア、スーパーセンターなど、様々な業態で活用いただけます。

多店舗管理を効率的に

棚割のパターン管理を前提にしており、最小限の作業で多店舗の管理が可能です。店舗数を拡大していっても、作業の増加を最小限に抑えることができます。

自社主導かつ取引先連携

一般的な棚割システムとデータの互換性があり、メーカーや卸売業と商品マスターや棚割データなどのやり取りが可能です。「自社主導」と「取引先連携」を両立させた運用体制を築けます。

基幹システム連携で、関連業務をサポート

店POWERで作成した陳列データを基幹システムへ連携させることで、店舗別商品マスターの構築、プライスカードやPOPの陳列順発行、自動発注システムの制御など、店舗運営に関わる様々な業務の効率化に寄与します。

関連システムとの連携で更にレベルアップ

店POWERとの連携で棚割・床割を同時に管理
・ マウス操作で簡単に店舗レイアウトを作成
・ マグネット売場の波及効果を視覚的に確認
・ 特許取得機能による通路も含めた坪効率分析

店POWERと連携する帳票WEB閲覧システム
・ 店舗への作業指示書を自動作成
・ 各店舗に作業指示書を自動公開
・ コメントや写真添付による作業完了報告

店POWER 棚割の管理

棚割モデルに店舗を紐付け、効率的に管理

店POWERでは、登録した棚割モデルに店舗を紐付けることができ、紐付け後に棚割モデルを変更すれば紐付く全店のデータを一括で更新できます。
そのため、店舗の数が多くても一回の作業で更新でき、効率的な管理ができます。
棚割モデルは、店POWER内で主として下記の4種類に区分・管理されます。

実施棚割モデル ①現状棚割 …現在、店頭で採用中の本番棚割
②未来棚割 …未来のある時期から採用される予定の棚割
③過去棚割 …過去のある時期に採用されていた棚割
提案棚割モデル ④作成途中の棚割や、取引先から入手した提案棚割
棚割スケジュールの変更や、個店ごとの管理にも対応   -「棚割スケジュール機能」-

実施モデルを保存する時や、棚割と店舗を紐付ける際は「棚割変更日」を指定して保存します。

「棚割スケジュール」機能では、既に登録済みの棚割のスケジュールを確認し、自由に変更することも可能です。
スケジュールは、複数の未来分を同時に管理可能です。
店によって棚割変更日を変えたい場合などは、個店ごとに異なる日付に変更可能です。

例)
・物流の都合で新商品の
店着日が異なる場合
・改装スケジュールの都合で
展開日が異なる場合
など

 

パターン管理による多店舗運営の効率化

店POWERでは、一つの棚割に複数の店舗を割り付けることで、最小の作業で多くの店舗を管理することができます。
パターン棚割を編集するだけで、紐付く店舗のデータが一斉に更新されます。
「パターン管理」によって、最小限のデータで多店舗を管理することができます。

 

棚割データを増やさずに左右反転

複数の店で同じパターン棚割を採用していても、店舗によっては入口の位置や通路幅が異なり、他店と客動線が違う場合があります。
そういった場合は、棚割も客動線に合わせて左右反転させる必要がある場合があります。

店POWERでは、そういった場合でも「2本パターン左→右」「2本パターン右→左」といった複数のデータを登録する必要はありません。棚割と店舗を割付ける際に、「反転割り付け」を選択することができます。特定の店舗だけを手軽に反転させられるため、棚割モデルの管理負担を減らします。

通常の割り付けの場合は赤色、反転割り付けの場合は緑色の表示になります。

 パターン棚割を崩さずに個店棚割を編集

特定の店舗でのみ地元商品を採用する場合、一時的に一部商品だけをパターン棚割から逸脱させる必要が出てきます。
そういった場合は、パターン棚割を増やさずに個店棚割を直接編集することで、パターンに紐づいた状態で店舗の独自性を管理することができます。

パターン棚割を編集・追加するのではなく、割り付いた先の個店棚割を直接編集します。

複数のパターン棚割を組合せ、店舗に合わせた棚割を実現

店舗の大きさや客層などに合わせて様々な棚割を実現しようとすると、管理・作成するパターン棚割の数が膨大になっていきます。
店POWERでは、パターン棚割を売場のモジュール(部品)単位で作成することで、複数のパターン棚割を組み合わせて1つの売場を作ることができます。これにより、パターン棚割の管理数を増やさずに各店舗に適した棚割を実現できます。

 

他にも「通年」「季節もの」や、「常温」「冷蔵」など様々な切り口での管理が考えられます。

店POWER 棚割の編集

様々な状況に柔軟に対応した棚割編集・管理を実現

店POWERで棚割を大きく編集する場合、「フェイシング」と「テキスト棚割」という2つの編集方法から選択することができます。
フェイシングやテキスト棚割以外にも、取引先からの提案棚割の実施、単品レベルの差し替え、棚替作業予定日の設定など、棚割の編集・管理に必要な機能を網羅しています。状況に合わせて必要な機能を利用することができます。

店頭での見え方を確認 ~フェイシング機能~

「フェイシング」機能では、商品サイズ・什器サイズを元にサイズシミュレーションを行い、商品画像を利用して店頭での見え方を確認できます。
商品の挿入、移動、複写、削除、什器の調整など、基本的な操作のほとんどはマウス操作で作業することができます。

「画像・サイズ情報のない売場」や「雑然と置く陳列」にも対応 ~テキスト棚割~

売場の中には、商品の画像やサイズ情報が入手し難いものも存在します。
また、きちんと商品を並べた陳列では無く、什器内に雑然と置いておく陳列も存在します。
そういった場合は、サイズや画像を利用せず、テキスト情報(JANコードや商品名)のみで棚割を作成することも可能です。表計算ソフトから手軽にデータを取り込んで登録することができます。

より実物に近い棚割を再現 ~POP配置機能~

POPを配置することで、実際の店頭と同じような装飾を再現できます。

POPも、什器や商品と同じ操作感で配置できます。
POPを商品より前に配置するか、後ろに配置するかを選択できます。
更に「突出し貼付」を利用すると、POPを通路側に突出して貼りつけることができます。

棚割編集画面

3D表示

棚割上にメモなどを追加し、作業指示などに必要な情報を補足 ~図形配置機能~

棚割上に図形やコメントを配置することで、作業指示などに必要な情報を補足することができます。
店POWER内で棚割に関する全ての情報を管理することで、後から表計算ソフトや手書きで再編集する必要が無くなります。

自由な場所に線・図形・画像・コメントを配置できます。
表計算ソフトなどで二次加工することなく、店POWER上で指示書作成が完結します。

線・図形・画像・コメントを組み合わせることで、様々な情報を表現することができます。

コメントや図形も含めて棚割モデルとして保存できるため、「過去にどんな棚割を実施したのか」だけでなく、「作業時にどのような指示をしたのか」といった情報まで蓄積することができます。

複数の棚割を対象にし、商品を一括削除・入れ換え

棚割の大規模変更では無く、単品ごとの差し替えレベルの編集にも対応しています。
複数の棚割を対象にして、一括で商品の削除や入れ換えが可能です。
商品のリニューアル時、代替商品への差し替えの場合などに便利な機能です。

提案棚割を本番棚割として採用し、関連データを一括更新

取引先から入手した棚割モデルを本番棚割(実施モデル)として採用する際は、「棚割変更日」を指定して採用を開始する日付を設定します。
それにより、取引先から入手した提案モデルを「実施棚割モデル」として設定できます。
この設定をすることにより、その棚割を採用している全店のデータが一括で更新されます。

季節替えなどの未来の作業予定を管理し、より正確に棚割を計画

棚割を編集後、未来の「棚割変更日」を設定して保存します。
「編集したデータ上の棚割が、店頭で実施される予定日」を設定する、とイメージしていただくと分かりやすいでしょう。
棚割ごとに棚割変更日を設定することにより、店舗への作業指示書を作る際「期間を指定し、その期間内に予定している変更作業の指示書だけを発行する」といったことができます。
棚割変更日は複数設定して管理できるため、週ごとの棚替えや季節替えなどの予定も手間なく管理できます。
また、基幹システムに連携させる陳列データにも棚割変更日が付加されます。設定した日付に沿って抽出することもできます。
「いつから棚割が変更されるのか」を管理することで、棚割計画をより正確に立案・実施できます。

店POWER 棚割の分析

「商品ベースの棚割分析」と「棚割全体の傾向把握」

「ハイライト」機能では、分析結果を「陳列商品に色付け」をして表示させることができます。
「分析検証」機能では、データを「商品」という『点』で見るのではなく「価格帯」や「品種」といった『グループ』で捉えることで、棚割全体の傾向を把握することができます。
その他の機能としては「売場レポート」機能があります。全売場の売上・粗利益などの中で各カテゴリが占める割合などを確認できます。

分析対象・利用データを切り替え、より正確な分析を実施

必要な店舗のみを対象にした分析

複数の店舗が割り付いている棚割を分析する場合、「棚割に紐付いている店舗の売上情報」だけが合算されます。棚割を採用している店舗の売上情報だけを利用する事で、精度の高い分析が実現できます。
もちろん、特定の店舗の売上だけを指定して分析することも可能です。

レジ通過人数を利用した分析

売上情報と同時に「レジ通過人数」を登録することで、PI値を利用した分析が可能です。
PI値によって1000人当たりの売上実績を確認することで、純粋な販売力・商品力を判断することができます。

定番、特売の切り替え

売上情報は自由に区分して管理できます。必要に応じて、区分ごとに分析したり、区分をせず全体を分析したりといったことができます。

・通常時の売上と特売時の売上を見る
・区別せず、店全体の売上を見る

「坪効率」や「売上/什器本数のバランス」を分析 ~床POWERとの連動~

店舗レイアウト作成・分析支援システム「床POWER」と連携させれば、店POWERの売上情報・陳列情報を元に、床POWER上での色分け分析やグラフ化を行なえます。
坪効率の分析や、売上と什器本数とのバランス分析など、「フロア」を加味した分析を行う場合は店POWERに併せて床POWERをご利用ください。

 

店POWER 帳票サンプル

店POWERで作成できる帳票のサンプルをご紹介します。

棚替作業に使える帳票
売場改善に使える帳票
その他の帳票

全てのサンプルを保存したい場合はこちらから
(サンプルのPDFファイルをダウンロードできます)

棚替作業に使える帳票

棚割図

店POWERで作成した「棚割」の画像を帳票として出力します。


・画像のない商品を仮で表示
・カセット什器(什器の中に什器)を表現
・フック陳列を表現
・販促スペースの表示
などもできます。


画像や図形、コメントを棚割に挿入することもできます。


棚割表

商品の情報を陳列の状態に合わせて出力します。
バーコードを表示させることもできます。


分類別の色分けや、罫線なしで作成することもできます。

 

棚割図表

棚割図と棚割表を並べて出力します。


陳列商品一覧表

陳列している商品の情報を一覧表形式で出力します。


使用什器一覧表

棚割の什器の情報を出力します。
フック棚や仕切板の使用数なども出力できます。


陳列POP一覧表

棚割で使用しているPOPの情報を一覧表形式で出力します。

 

追加変更一覧表

新旧の棚割を比較し、追加・削除や位置変更した商品を一覧表形式で出力します。


追加変更棚割図

新旧の棚割を比較し、追加・削除や位置変更した商品を色分けして棚割図で出力します。


追加変更棚割表

新旧の棚割を比較し、追加・削除や位置変更した商品を色分けして棚割表で出力します。


追加変更棚割図表

新旧の棚割を比較し、追加・削除や位置変更した商品を色分けして棚割図表で出力します。


追加変更集計表

新旧の棚割を比較し、追加・削除した商品の一覧表を出力します。

売場改善に使える帳票

商品分類集計表

分類別の分析結果を出力します。


商品集計表

商品別の分析結果を出力します。


クロス集計表

「品種」や「メーカー」といった二つの項目をクロスさせての分析結果を出力します。


クロスABC集計表

「売上数量」「売上金額」「粗利益」などをクロスさせてのABC分析の結果を出力します。


陳列ゾーニング表

作成した棚割のゾーニングを色分けして出力します。棚割作成前に設定したゾーニングの色分けでの出力もできます。


ハイライト分析

商品を「品種」や「売金ABC」など指定した切り口で色分け表示(ハイライト)できます。


構成比率表

商品分類別に、売上シェアや陳列シェアのギャップを検証します。


価格帯グラフ

価格帯別に品揃えと売上のギャップを検証します。


トレンド分析

商品分類別に、設定した期間内の売上変化を表示します。


バブルチャート

縦横の二軸、円の大きさで、三つの視点から分析した結果を表示します。


散布図

縦横の二軸で商品がどの位置に属しているか表示します。


マトリクス分析

縦横の二軸で商品の取り扱い状況を表示します。

その他の帳票

仮置商品一覧表

「仮置情報」に陳列している商品の情報を一覧表形式で出力します。

注:店POWERの画面には、棚割を編集する際に「什器から外した商品」や「削除した什器上にあった商品」を一時的に陳列しておける「仮置情報」という作業領域があります。


オーダーブック

陳列している商品のオーダーブックを出力します。


商品カタログ

商品をカタログ形式で出力します。

 

 

プライスカード

商品のプライスカードを出力します。

 

星取表(棚割モデル別)

棚割モデルごとにどの商品を扱っているか一覧表形式で出力します。

 

星取表(店舗別)

店舗ごとにどの商品を扱っているか一覧表形式で出力します。


棚割モデル割付

どこの店舗がどの棚割を採用しているか一覧表形式で出力します。


陳列検索

指定した店舗やカテゴリーに陳列している商品を一覧表形式で出力します。
※特定の商品のみに限定しての出力もできます。


未登録商品一覧表

未登録商品を一覧表形式で出力します。

 

ゴンドラNo

ゴンドラNoを一覧表形式で出力します。

 

店POWER 店舗への作業指示

棚割計画後の作業指示書も手間無く作成

棚割の計画を立てた後は、「作業指示書」という形で店舗に案内する必要があります。
店POWERでは、手間無く「追加変更棚割図表」などの指示書を作成することができます。

› 例:追加変更棚割図表

「棚割図」「棚割表」「追加・変更になる商品の情報」を同時に表示します。
追加・変更になる商品を棚割表上で色分け表示することもできます。

商品の画像を利用したビジュアル中心の作業指示書を作成することもできます。

› 例:棚割図

その他の例… 追加変更棚割図 など

商品の画像が無い売場の場合は、実際の商品で棚割を組んだ結果を写真に撮影することで指示書に表示させることもできます。

新旧棚割上の追加・変更商品を調べる作業は不要

作業指示書を作成するには、「現状の棚割と次回の棚割」を比較して、追加・変更になる商品を調べる必要があります。店POWERでは、追加・変更になる商品を自動的に判別しているため、ユーザーの作業負担を大きく減らしています。

複数の帳票を効率的に作成


作業指示書は、複数店舗・複数売場分を一括で作成することができます。
対象店舗・売場・出力帳票を選択すれば、それぞれの作業指示書が一括で作成されます。
帳票は店舗ごと、売場ごとにフォルダを分けて出力させることができるため、大量の帳票を探す手間もかかりません。
更に、「週に1回、棚割変更のある全ての店舗・売場の作業指示書を出力する」といった定期自動出力の設定も可能です。

棚割計画を立てるだけで、指示書を店舗へ自動公開 ~POWER SCREENとの連動~

帳票WEB閲覧システム「POWER SCREEN」を利用すれば、店POWERの作業指示書を店舗に自動公開させることができます。

店POWER上で棚割の計画を立てるだけで指示書が店舗へ公開され、多店舗管理が大きく効率化されます。
また、POWER SCREENの作業完了報告機能を利用すれば、棚割計画の店頭実現状況や、店舗からのコメント確認を手軽に行うことができます。

 

戦略通りの売場を漏れなく素早く実現

多店舗運営ソリューション「店番長」との連携により、棚割戦略の店舗実行率を高めることができます。
チェーンストアの販売力向上と店舗オペレーションの効率化、省力化を実現します。

リンコム社の「店番長」はチェーンストア本部からの様々な業務指示をまとめて店舗に発信するツールです。店舗作業の進捗管理なども行うことができます。
店POWERからの業務指示を「店番長」へ集約し、指示経路を一本化することで、
店舗への確実な情報伝達と、店舗オペレーションの効率化と実行力向上を実現いたします。