ID設定

棚POWER では、ID により使用権限を設定できます。
マスターデータの更新権限を設定することで、大切なデータの書き換えを防いだり、出力を制限してデータの流出を防止することなどができます。
また、使用できる分類やカテゴリーなども設定できるため、ID によって表示する企業,店舗を制限することもできます。

棚POWERのインストール時には、ID は未登録です。
担当者ごとに ID を設定せず、常に「棚POWER 管理者」で使用する場合は、ID 登録の必要はありません。
 

画面左上の[棚POWER ボタン]をクリックし、[ID管理]を選択します。


 

ID には「棚POWER 管理者」と「一般ユーザー」があります。
棚POWER 管理者とは、棚POWER を使用する上での最高権限を持ちます。
機能の使用制限は、一切ありません。
一般ユーザーは、棚POWER 管理者以外の ID です。


棚POWER 管理者 ID

棚POWERを使用する上での最高権限を持ちます。
ID 登録の登録,削除は、棚POWER 管理者のみ実行可能です。

  1. コード欄に ID コードを入力します。
  2. 名称欄に ID 名などを入力します。
  3. [登録]をクリックします。
  4. 確認メッセージが表示されます。[はい]をクリックします。


一般ユーザー ID

棚POWER管理者以外のIDを登録します。
各機能のチェックボックスを有効(複数指定可能)にすることで、使用可能な権限を指定できます。

  1. コード欄に ID コードを入力します。
  2. 名称欄に ID 名を入力します。
  3. 使用可能な機能のチェックボックスを有効にして、権限設定を行ないます。
  4. [登録]をクリックします。
  5. 確認メッセージが表示されます。[はい]をクリックします。


設定できる権限内容

[基本]タブ
もっとも基本的な機能の権限設定です。
環境設定やマスター初期化、各マスターデータ、棚割モデル情報の使用や更新、削除などの設定が可能です。
各項目名をクリックすると、以下のチェックボックスすべてを有効(無効)にすることができます。
また、項目名左上の「機能」をクリックすると、配下の全チェックボックスを有効(無効)にすることができます。

「使用」‥画面(ボタンなど)の表示,帳票への出力などを可能/不可能にできます
「追加」‥新規登録を可能/不可能にするかを設定できます
「更新」‥既存のデータの更新を可能/不可能にするかを設定できます
「削除」‥既存のデータの削除を可能/不可能にするかを設定できます
「参照」‥既存の棚割モデルの参照を可能/不可能にするかを設定できます
「外部棚割モデル」‥外部棚割モデルの追加,更新,削除を可能/不可能にするかを設定できます
「エクスポート」‥既存データの外部出力(エクスポート)を可能/不可能にするかを設定できます
 

[アップ/ダウンロード]タブ
サーバー使用時のアップロード可能な機能、ダウンロード可能な機能を設定します。
サーバー環境を使用する際は、[基本]と共に必ず設定する必要があります。

 

[棚割分類]タブ
使用する棚割分類を設定できます。
すべて使用する場合は設定する必要はありません。
棚割分類自体の使用可否と、棚割分類内の個々の登録内容の使用可否の設定が可能です。

 

[棚割階層分類]タブ
使用する棚割階層分類を設定できます。
すべて使用する場合は設定する必要はありません。
棚割 階層分類自体の使用可否と、棚割階層分類内の個々の登録内容の使用可否の設定が可能です。

 

[カテゴリー]タブ
使用するカテゴリーグループを設定できます。
すべて使用する場合は設定する必要はありません。
「棚割モデル情報で未設定時、参照可能にする」を有効にすると、棚割モデルの基本情報内「カテゴリー」が空白の場合でも参照できるようにします。無効の場合は、カテゴリーが空白のままの棚割モデルは参照できません。

 

[商品情報]タブ
使用する商品分類、階層分類、ユーザー定義を設定できます。
すべて使用する場合は設定する必要はありません。

 

[売上情報]タブ
使用する売上情報を設定できます。
すべて使用する場合は設定する必要はありません。


 

ID 権限一覧は下記ファイルを確認してください。

ID権限一覧」(PDFファイル)