サーバーセットアップ

棚POWER でサーバーを利用するための、サーバーセットアップについて説明します。


各システムのバージョンについて

サーバー OS
Windows Server 2012/2012 R2/ Windows Server 2016/ Windows 2019

サーバー DB
SQL Server 2008/2008 R2/2012/2014/2016/2019
Oracle 11g/12c

クライアント OS
Windows 8.1/10/11


サーバーのセットアップについて
サーバーの導入が決定し、必要機材の準備が整えば以下の手順でセットアップしてください。

Ⅰ.サーバーに OS をインストールする

Ⅱ.サーバーにデータベースをインストールする

  1. SQL Server または Oracle をインストールします。
  2. 棚POWER 用のデータベースを作成します。
  3. データベース接続用のユーザー ID を作成します。
    ※作成するユーザー ID の権限は参照、更新の他にテーブル作成の権限も必要です。


Ⅲ.データベースクライアントのセットアップ
 サーバーにアクセスするためのインターフェイスを作成をします。

  1. Oracleを使用する場合は、Oracleクライアントをインストールします。

注意
セットアップはすべて自社(ベンダー)で行なっていただきます(弊社では関知いたしませんのでご了承ください)。
上記の設定を自社で行なえない場合、弊社より指定業者を紹介させていただきます。


サーバー調整について
サーバーのセットアップが完了し、棚POWER 導入の後にサーバーの調整が必要になります。
以下の確認項目のチェックが済めば弊社の担当が伺います(項目のもれがありますと調整ができない場合があります)。

確認項目(必須)

  • サーバーのコンピュータ名
  • ドメイン名
  • データベース名
  • ユーザー ID,パスワード

作業項目
各クライアントに棚POWER のインストールが前提です。

  • サーバー環境設定
  • データベース テーブルの作成
  • データをサーバーへアップロード
  • 動作確認

以上サーバー調整は有料です。詳しくはサポートセンターまでお問い合わせください。


棚POWER の設定
サーバーセットアップで環境が整えば、棚POWER の設定を行ないます。

棚POWER ボタンをクリックし、「環境設定」を選択します。
[サーバー]タブをクリックします。

下記該当項目を設定し、[設定]をクリックします。

データベース 使用するデータベースを SQL Server か Oracle より選択します
データソース名 サーバーへの接続名を指定します
データベース(SQL Server) SQL Server 使用時、棚POWER 用として作成したデータベース名を指定します
ユーザーID SQL Server、Oracle のユーザー ID を指定します
パスワード ユーザー ID のパスワードを指定します
画像情報(サーバー) フォルダー管理 商品画像、POP 画像を格納するサーバーのフォルダを指定します
データベース管理 商品画像、POP 画像をデータベースで管理します
接続プロバイダ 「Oracle 社提供プロバイダ(Oracle Data Provider for .NET)」か
「Microsoft 社提供プロバイダ(Oracle Data Provider for .NET)」を選択します
 ※Oracle 使用時

設定ファイル作成
[設定ファイル作成]をクリックすると、指定したフォルダ内に現在の環境設定に基づいてDB設定ファイル([TPSetDB.tsd])を出力します。
ID管理の情報を含める場合は、「ID管理の情報を設定ファイルに含める」を有効にします。
 

棚POWER の環境設定が完了したら、続いてテーブルの作成を行ないます。

テーブル作成
テーブル作成とは、データベースを構築した後にデータ保管の領域を作成する作業です。
テーブル作成は、データベース使用時に一度だけ行ないます。

棚POWER ボタンをクリックし、「テーブル作成」をクリックします。

テーブル作成方法

  1. テーブル作成画面より、作成した項目を有効にします。
  2. [実行]をクリックします。
  3. 確認メッセージが表示されます。[はい]をクリックします。

テーブル作成が完了すると、棚POWER でサーバーを使用できるようになります。