データ収集の手段

陳列位置順にバーコードをスキャンするだけで棚POWERなどの棚割システムで棚割再現が行なえるのが、「棚割スキャンシステム 棚SCAN」です。
小売業店頭の棚割情報や、バイヤーとの棚割会議の結果を手軽に収集することができます。
棚割システム間共通の陳列位置フォーマットである「PTS形式」に対応していますので、棚POWER や店POWER などサイバーリンクス社製品だけでなく、他社製の棚割システムを導入頂いている方にもご利用頂くことができます。


運用手順

  1. 棚POWER から任意の商品分類や商品情報を棚SCAN へ移行します
    操作方法についてはこちらを確認してください。
  2. 棚SCAN でスキャンを行ないます
  3. スキャンした棚割モデル情報(MDL/PTSファイル)をパソコンに移動(またはコピー)します
    操作方法についてはこちらを確認してください。
  4. 棚POWER で棚割モデル情報を読み込み、再現します


棚SCAN の種類について
棚SCAN には、「DT-5200/DT-5300版」と「ライト」があります。

棚SCAN DT-5200/DT-5300版

3.7 型 VGA 液晶の大画面 PDA で動作します。
OS に Windows CE を搭載しているため、棚SCAN 以外のソフトをインストールして使用することもできます。
棚POWER から商品分類と商品情報を出力してDT-5200/DT-5300 に移行でき、DT-5200/DT-5300 上では直接什器の作成やスキャン時に未登録商品の登録も行なえます。
スキャンしたデータは、棚POWER 独自の棚割モデル形式 MDL(Ver17までの形式),棚割配置情報 PTS Ver1.0,Ver2.0 で作成できます。


棚SCAN ライト

小さくて軽い棚SCAN 専用機で動作します。
片手操作可能で、すばやく棚割スキャンを完了できます。
棚POWER から商品情報を移行でき、スキャンしたデータは棚POWER 独自の陳列状況ファイル CMF か、棚割配置情報 PTS Ver2.0 で作成できます。
 

棚SCAN DT-5200/DT-5300版の前機に、PDA 版があります。
現在は販売しておりませんが、DT-5200/DT-5300 版、ライトと同様に棚POWER で使用可能です。