ATW版とパッケージ版の相違点

ATW版 棚POWER は、パッケージ版(インストール版)の利用環境が「サーバー」の状態の時とほぼ同じ構成となります。
パッケージ版と比べてATW版の機能や画面が異なる個所について説明します。


環境設定

環境設定では[基本設定(1)]と[基本設定(2)]のみ設定可能です。
その他の基本的な項目については、弊社側で設定しています。

基本設定(1)

ID管理 ID管理機能の使用有無を選択できます。
棚割モデル割付 棚割モデルに割付ける棚割分類を「店舗」か「企業」(または他の追加した棚割分類)から選択できます。
選択した棚割分類を軸にして、星取表などの作成が行なえます。
売上情報区分 使用の有無を設定できます。初期値は「通常」だけですが、「特売」などを追加することができます。
自動ダウンロード モデル読込み時に未登録商品、もしくはダミー商品が存在する場合、チェックボックスが有効なデータベースを検索し、自動で商品情報を取込みます。
 ※「ATWサービス・プラス 1」の場合使用できません。


基本設定(2)

商品情報
チェックデジット 共通商品コードのチェックデジットチェックを行なうかを選択できます。
無効にした場合はチェックデジット関係なく自社コードなどを登録できるようになりますが、チェックデジット チェックを通らない商品のバーコード出力はできません。
階層分類 商品分類のほかに、階層分類を使用するかしないかを選択できます。
ユーザー定義(商品項目) 使用するかしないかを選択できます。
個別情報(商品情報) 取引先の商品コードや売価などを個別情報に登録する際、「店舗」に紐付けるか「企業」 (または他の新しく追加した棚割分類)に紐付けるかを選択できます。
消費税 消費税率を設定できます。
未登録商品の商品サイズ 棚割モデルにマスター未登録の商品が陳列していた際、ダミーで表示するサイズを設定できます。
商品画像
横面の回転方向 面変更時に商品を横に倒した際、右に倒すか左に倒すかを選択できます。
画像解像度 棚割モデル表示の際の画面の大きさを選択できます。
解像度は数字が小さくなる(高解像度)ほど、画面表示が大きくなり、逆に数字が大きくなる(低解像度)ほど小さくなります。

 

ID管理

棚POWER では、ID により機能の使用権限を設定できます。
マスターデータの更新権限を設定することで、大切なデータの書き換えを防いだり、出力を制限してデータの流出を防止することなどができます。

ATW版では、「ID管理」の初期規定値は「未使用」になっています。
ID管理を行なう場合は下記設定を行なってください。

  1. [棚POWER ボタン]より[環境設定]-[基本設定(1)]を表示します
  2. 「ID管理」で「使用」を選択します
  3. [設定]をクリックし、確認メッセージで[はい]をクリックします
  4. 棚POWER を再起動します
    棚POWER を再起動することで、設定の変更が有効になります

IDの詳細については、こちらをご確認ください。

 

画像出力(エクスポート)

ATW版 棚POWER には、2 つの仕様があります。
標準的な仕様の「ATWサービス」は、MDB センターの商品データが使える代わりに画像の出力が行なえません。
そのため、下記のように出力(エクスポート)画面が異なります。
ただし、MDB センターの商品データを使用しない「ATWサービス・プラス 1」では画像の出力が可能です。

[マスターメンテナンス]-[商品画像]


[データ移行]-[エクスポート]

商品情報-業界データ(プラネット,SPスクエア)は、文字情報のみ出力可能です。


Excelファイルなどを保存する場合、また画像の登録などのためにファイルを参照する場合は「デスクトップ」や、「マイドキュメント」は選択せず、必ず「'Client' の C$(C:)」内を選択する必要があります。
詳細はこちらを確認してください。


「ATWサービス・プラス 1」をご利用の場合は、パッケージ版棚POWER と同様の画面となります。