モデル複合分析
モデル一括再分析

エラーが発生しないように以下の通り仕様を変更しました。

変更点：
帳票，モデル活用からExcel95形式を出力する場合、用紙方向の設定を反映しないように変更しています。

経緯，変更理由：
Ver8.10　棚割表(罫線)，陳列情報にExcel95形式出力を機能追加しました。
Ver9.00　ほぼ全ての帳票にExcel95形式出力を機能追加しました。
Ver9.20　Excel95形式出力時に用紙方向が反映されない不具合に対応しました。

その後、ユーザー様から、複数シート出力時に「オートメーションエラー」が発生し出力できない現象を報告いただきました。
調査を行ったところ、一部のプリンタを「通常使うプリンタに設定」している場合に問題が発生することを確認しました。
現象発生以外のプリンタを「通常使うプリンタに設定」後は、棚ＰＯＷＥＲのプリンタ設定で問題発生プリンタを選択してもエラーは発生しないことも確認しました。
（2002.09.05に回避方法としてホームページで公開)
さらに調査をすすめたところ、用紙方向の設定を反映しない場合は、現象が発生しないことが判明しました。
ほとんどのプリンタドライバでは正常に出力可能ですので、プリンタドライバ側の問題と考えられますが、プリンタメーカー各社の独自ドライバ仕様やドライバ更新状況など不確定要素が多いため、すべてのプリンタで用紙方向の反映を行うことは難しいと判断いたしました。

仕様変更に伴う影響：
Excel95形式で出力した帳票を印刷する場合は、Excelのプリンタ設定で用紙方向を設定する必要があります。複数シートある場合、シート毎に用紙方法を設定してください。

棚POWER提供バージョン　10.0.0.010
新しいバージョン　　　 10.0.0.021

データベースがAccessの場合で、環境設定・ID管理を「管理しない」に設定している場合、商品情報に関する登録・更新ができない。

環境設定・使用データが「クライアント」の場合、以下の処理で発生します。
・サーバー・メンテナンス・商品情報
・UP/DOWNロード・商品情報（UPロード）
・サーバー・ユーティリティー・商品情報（インポート）
・サーバー・ユーティリティー・支店展開（インポート）
環境設定・使用データが「サーバー」の場合、以下の処理で発生します。
・メンテナンス・商品情報
・ユーティリティー・商品情報（インポート）
・ユーティリティー・支店展開（インポート）

WindowsNT4.0/2000/XPで棚POWERを使用する場合、棚POWERのインストールフォルダ配下の「WORK」フォルダに、「Windowsログオン・ユーザー名」フォルダを作成し、そこにDEFファイルを作成します。

例．Windowsログオン・ユーザー名を「Eigyo」でログオンした場合
C:\Program Files\TPOWER95\Work\Eigyo\

このフォルダ内に、Windowsログインユーザー毎の画面の配置位置などを記憶する環境設定ファイル（TP95.DEF，TP95_ARZ.DEF，TP95_MDL.DEF，TP95_REP.DEF，TP95_UTL.DEF）を保持しています。

初めて使用するWindowsログオン・ユーザー名の場合は、棚POWERのインストールフォルダのDEFファイルを、Windowsログオン・ユーザー名フォルダへ自動的にコピーします。

例．Windowsログオン・ユーザー名を「Eigyo」でログオンした場合

C:
└ Program Files
└ TPOWER95　　　　標準のDEFファイル
└ WORK　　　　　↓ 初期ログオン時に自動的にコピー
└ Eigyo Eigyo　　専用のDEFファイル

Windowsログオン・ユーザー名が異なる複数の担当者で棚POWERを使用する場合は、環境設定終了後に専用DEFファイルを標準DEFファイルとしてコピーすることにより、同じ環境で使用可能になります。
上記条件の場合にTP95.DEFファイルはコピーされるが、TP95_ARZ.DEF，TP95_MDL.DEF，TP95_REP.DEF，TP95_UTL.DEFファイルはコピーされない現象が発生していました。

上記条件時に、TP95.DEFファイル以外のファイルも正常にコピーするように修正しました。