店POWER 棚割の管理

棚割モデルに店舗を紐付け、効率的に管理

店POWERでは、登録した棚割モデルに店舗を紐付けることができ、紐付け後に棚割モデルを変更すれば紐付く全店のデータを一括で更新できます。
そのため、店舗の数が多くても一回の作業で更新でき、効率的な管理ができます。
棚割モデルは、店POWER内で主として下記の4種類に区分・管理されます。

実施棚割モデル ①現状棚割 …現在、店頭で採用中の本番棚割
②未来棚割 …未来のある時期から採用される予定の棚割
③過去棚割 …過去のある時期に採用されていた棚割
提案棚割モデル ④作成途中の棚割や、取引先から入手した提案棚割
棚割スケジュールの変更や、個店ごとの管理にも対応   -「棚割スケジュール機能」-

実施モデルを保存する時や、棚割と店舗を紐付ける際は「棚割変更日」を指定して保存します。

「棚割スケジュール」機能では、既に登録済みの棚割のスケジュールを確認し、自由に変更することも可能です。
スケジュールは、複数の未来分を同時に管理可能です。
店によって棚割変更日を変えたい場合などは、個店ごとに異なる日付に変更可能です。

例)
・物流の都合で新商品の
店着日が異なる場合
・改装スケジュールの都合で
展開日が異なる場合
など

 

パターン管理による多店舗運営の効率化

店POWERでは、一つの棚割に複数の店舗を割り付けることで、最小の作業で多くの店舗を管理することができます。
パターン棚割を編集するだけで、紐付く店舗のデータが一斉に更新されます。
「パターン管理」によって、最小限のデータで多店舗を管理することができます。

 

棚割データを増やさずに左右反転

複数の店で同じパターン棚割を採用していても、店舗によっては入口の位置や通路幅が異なり、他店と客動線が違う場合があります。
そういった場合は、棚割も客動線に合わせて左右反転させる必要がある場合があります。

店POWERでは、そういった場合でも「2本パターン左→右」「2本パターン右→左」といった複数のデータを登録する必要はありません。棚割と店舗を割付ける際に、「反転割り付け」を選択することができます。特定の店舗だけを手軽に反転させられるため、棚割モデルの管理負担を減らします。

通常の割り付けの場合は赤色、反転割り付けの場合は緑色の表示になります。

 パターン棚割を崩さずに個店棚割を編集

特定の店舗でのみ地元商品を採用する場合、一時的に一部商品だけをパターン棚割から逸脱させる必要が出てきます。
そういった場合は、パターン棚割を増やさずに個店棚割を直接編集することで、パターンに紐づいた状態で店舗の独自性を管理することができます。

パターン棚割を編集・追加するのではなく、割り付いた先の個店棚割を直接編集します。

複数のパターン棚割を組合せ、店舗に合わせた棚割を実現

店舗の大きさや客層などに合わせて様々な棚割を実現しようとすると、管理・作成するパターン棚割の数が膨大になっていきます。
店POWERでは、パターン棚割を売場のモジュール(部品)単位で作成することで、複数のパターン棚割を組み合わせて1つの売場を作ることができます。これにより、パターン棚割の管理数を増やさずに各店舗に適した棚割を実現できます。

 

他にも「通年」「季節もの」や、「常温」「冷蔵」など様々な切り口での管理が考えられます。