バージョンアップについて
床POWERは発売以来、定期的なバージョンアップを繰り返し、機能の追加や操作性の向上を進めています。
全てのユーザーの皆様に、常に最新バージョンをご提供しています。
(※製品の仕様は予告なく変更になる場合があります。)
バージョン |
提供日 |
内容 |
Ver5.0 |
2014.6.25 |
主な新機能 |
Ver4.0 |
2011.10.25 |
主な新機能 |
Ver3.0 |
2008.07.17 |
バージョンアップ項目 |
Ver2.2 |
2008.02.22 |
主な新機能 |
Ver1.1 |
2007.09.21 |
店POWERドライグロサリーと連携 |
Ver1.0 |
2007.06.26 |
|
バージョンアップ要望について
追加、改善して欲しい機能がある場合は、ぜひサポートセンターまでご連絡ください。
ユーザーの皆様からのご要望を元に、バージョンアップ検討会にて搭載の可否を検討して参ります。
※正規ユーザー以外からの要望は受け付けられません。
ウォークスルーとは
フロアレイアウトの作成と検証に加え、店内を自由に歩き回る3Dウォークスルーが可能となります。
・3D表現により店内を自由に回遊して各売場を確認できます。
・簡単な操作で自由にフロアレイアウトの作成や変更ができます。
・棚POWERとの連携で陳列商品までリアルに再現できます。
ウォークスルーの目的
棚割作成後に売場の状態を事前検証
実際の売場で棚替え作業を実施すると、通路からの視認性など棚割作成時には気がつかなかった課題がみつかる場合があります。床POWERウォークスルーを用いて、あらかじめお客様の目線で売場を確認することができます。
お取引先様へのご提案に
エンドの提案や新商品提案、売場の一括改廃提案、取引先幹部への提案など、重要な提案シーンにおいて、他社に一歩差をつけた提案が行なえます。
新店の店舗検証に
新店フロアレイアウトの検討時に高度なシミュレーションが可能となります。
入口からの動線や隣接売場を考慮したフロアレイアウト検討が実施できます。
壁や床の色合いなども指定できます。
ウォークスルーの基本操作
床POWERの基本機能でフロアレイアウトを作成
3Dウォークスルーを使用するために特別な準備は必要ありません。いつものように棚POWERで棚割を作成して、床POWERでフロアレイアウトを作成するだけです。
棚割を作成しなくても売場写真で代用
棚割システムで全売場を作成するのが大変な場合には、配置した什器に売場写真を割付けることでウォークスルー画面で表現することができます。
提案対象外の売場を簡単な操作で再現することにより、臨場感あふれる店内になります。
「目の高さ」の変更でいろいろな顧客層の立場で検証
子供の視点、高齢者の視点など、「目の高さ」により見える世界は異なります。いつでも自由に「目の高さ」を変更して、いろいろな顧客の立場でのシミュレーションが可能です。
ゲームコントローラによる操作を推奨
パソコンのUSBポートに接続可能なゲームコントローラに対応。まるでゲームのような感覚で店内を移動することができます。
もちろん、マウスやノートパソコンのタッチパッドでも直感的な操作性を実現しています。
棚POWERの陳列変更がウォークスルー画面へ反映
一般的な店内シミュレーションムービーや3Dウォークスルーの場合、一度完成したものの再編集は容易ではありません。しかし、現実の店舗では商品や陳列場所が定期的に変化しています。
また、棚割を変更しながら、3Dウォークスルーでシミュレーションを繰り返すことは、最適な配置の店舗フロアレイアウト作成のために非常に有効な手段となります。
床POWERウォークスルーは棚POWERで変更した陳列を即座に反映できるので、このような活用方法が可能となります。
ウォークスルーの推奨環境
対応OS |
Windows Vista/7/8 |
CPU |
1GHz以上の32ビット(x86)または64ビット(x64)プロセッサ
(2GHz以上を推奨) |
メモリ |
2GB以上 |
HDD |
空容量 500MB以上推奨 |
解像度 |
1024dot×768dot 以上推奨 |
※快適な動作のために、グラフィックカード(Microsoft DirectX 9.0c以降に対応)の増強を推奨します。
ver5.00 主な新機能
作業の効率化
・レイアウト設定の一括編集機能を新設
・レイアウト参照機能の新設
・配置済みの什器のサイズ変更に対応
・配置済みの什器の詳細確認画面から什器マスターへの登録に対応
・フロアレイアウトの左右反転機能を新設
作業精度の向上
・複数台の移動/複写時に、吸着を有効にするよう対応
・移動/複写時にマウス操作と同時にShiftキーを押す事で垂直・水平移行に対応
・配置済みのゴンドラの配置変更機能を新設
表現性の向上
・色分け分析時、「分析値無し」で部門別、売場別の色分けに対応
・棚割システム連動時、詳細確認画面上での棚割プレビュー表示に対応
・ゴンドラNoと売場名の同時表示、同時印刷に対応
・色分け分析で「影響範囲」項目を選択時、通路も含めた塗りつぶしに対応
ver4.00 主な新機能
操作性の向上
・下絵図面の解像度調整方法を改善
・多角形什器/部品の頂点挿入、頂点削除に対応
・ゴンドラNo.の自動採番機能を新設
・ゴンドラNo.の解除機能を追加
表現性の向上
・レイアウト作成および印刷時の表示項目に「パターン名称」、「パターン名称+台番号」を追加
・Excelファイル出力時に1頁内に収まる設定の出力に対応
・部分拡大による「レイアウト印刷」の部分印刷の際に印刷品質を向上
管理機能の強化
・フロアレイアウトファイルの内部(独自データベース)管理に対応
・什器マスターの階層化により什器選択作業を迅速化
・複数のレイアウトの帳票を一括で出力できる一括印刷機能を新設
・該当店舗の棚割モデルの配置漏れを確認できる「未配置モデル一覧」帳票を追加(店POWERとの連動時)
・フロアレイアウト上で設定したゴンドラNo.を棚割システムに連係し通路別納品などに活用(店POWERとの連動時)
ver3.00 バージョンアップ項目
床POWER Ver3.00では以下の機能追加を行っています。
全般 |
全般 |
店POWER連動時に「部門」「カテゴリー」「ゴンドラ」の名称を反映。 |
改善 |
PDF |
PDFファイルの圧縮設定を可能に。 |
改善 |
メンテナンス |
什器 |
メンテナンス画面の簡素化。 |
改善 |
レイアウト |
全画面表示 |
レイアウト全体の全画面ウィンドウを追加。 |
追加 |
検索 |
レイアウト上から「カテゴリーコード」「部門名称」「ゴンドラNo」「売場名称」でのゴンドラ検索機能を追加。 |
追加 |
図面調整 |
スケール線指定を左右上下どちらからでもスケール線を引けるように。 |
改善 |
3D表示 |
3D表示機能を追加。 |
追加 |
3D表示 |
表示方法を記憶。 |
追加 |
分析 |
レンジ設定 |
レンジ設定の自動計算を「1」まで設定できるように。 |
改善 |
レンジ設定の記憶を選択可能に。 |
改善 |
分析基準「部門」「売場」「ゴンドラ」を指定可能に。 |
追加 |
グラフ |
実数値グラフを追加。 |
追加 |
構成比グラフ(棒グラフ,積上グラフ,円グラフ)を追加。 |
追加 |
バブルチャートグラフを追加。 |
追加 |
印刷 |
全般 |
メニューの追加。 |
追加 |
ゴンドラ一覧 |
レイアウト上に配置されたゴンドラの一括を出力可能な「ゴンドラ一覧」を新設。 |
追加 |
レイアウト分析表 |
レイアウト上に配置されたゴンドラを階層項目で集計可能な「レイアウト分析表」を新設。 |
追加 |
ver2.20 主な新機能
操作性のさらなる向上
より直観的な操作を可能に
指定範囲をドラッグして拡大表示、スライドバーやマウスホイールによる拡大縮小、マウスドラッグでの図面スクロール、範囲指定によるモデル一括解除など操作性を向上しました。
レイアウトファイルに図面(下絵)を保持
以前のバージョンではDXFファイルや画像ファイルから読み込んだ下絵図面を保存しませんでしたが、これをレイアウトとともに保存することで再度下絵図面の配置作業を不要としました。
売場名の折返表示と台番号出力
売場名を什器内に表示しきれない場合の折り返し表示と、棚割モデルの台番号表示を可能としました。
帳票出力の際に出力範囲の指定を可能に
担当部門や改装部分のみ出力など、レイアウト中の任意の部分のみを出力範囲に指定することが可能です。
再現性のさらなる向上
多角形什器と多角形部品
以前のバージョンでは什器と部品ともに四角形のみでしたが、新たに多角形の什器と部品にも対応しました。レイアウト上でマウスクリックするだけで多角形什器の作成や編集が可能です。
平台什器に対応
平台什器の場合、ゴンドラ影響範囲の算出時に全方向へ影響を与えます。
ゴンドラ影響範囲の自動算出
通路などゴンドラ以外の場所に対して、どのゴンドラが影響を与えているかを自動算出します。これにより、通路部分も含めたスペース生産性を確認できます。
売場面積表示の算出と指定
レイアウト毎に売場面積を入力し保持することができます。この値は建物設定で指定した長さや、レイアウト上の店舗線から算出することも可能です。
売場面積表示の単位を切替可能に
必要に応じて売場面積表示の単位を「㎡(平方メートル)」と「坪」を切り替えできます。