お知らせ

1998/11/12 第3回 棚POWER ユーザーフォーラム 開催報告

フォーラム会場風景
ビジネスパートナーによるシステム展示
去る10月20日、弊社は第3回棚POWERユーザーフォーラムをホテル阪急インターナショナル(大阪市)で開催致しました。
パソコンを用いた棚割システム「棚POWER」は出荷から4年で500社以上の導入実績を誇り、流通業界では驚異的なスピードで導入されメーカー・ 卸・小売業などのユーザー様に好評を頂いています。
誰もが使用できる環境、誰もが活用できるシステムという基本コンセプトに基づき成長し続けており、簡単な操作性でありながら、様々な陳列形態に対応、売場をフルカラー表示でリアルに再現でき、棚割システムを超越した様々な帳票の出力や、商品属性・POS情報によるあらゆる角度からの現状棚割の分析・検証を行い売場活性化を支援します。
本年1月にリリースした品揃え支援システム「MDPOWER」では、店舗のデータや市場データなど最大4つのPOSデータを基に、任意の角度から最大4階層を指定し分析、例えば、2店舗のデータを比較表示させて同一商品の店舗によるポジションの違いを分析するクロスABC分析など複雑な分析も簡単な操作で行なえ棚割作業ステップの基本となる品揃えに特化した分析を誰もが簡単に行なえます。
そのユーザー様が一堂に会したユーザーフォーラムの内容をお知らせします。

問題意識の明確な、ユーザー同士の異業種交流会
懇親会風景
マルサンアイ株式会社
中部営業部長 秋山 有 様

マルサンアイ株式会社様は愛知県に本社を置かれる、みそ・豆乳・飲料・調味料などの食品メーカー様で、導入後わずか半年で本格的な稼動体制に入られ、そのリテールサポート活動に棚POWERを大変積極的に活用されています。
加藤産業株式会社様は国内屈指の総合食品商社として、体系化された独自のリテールサポートメニューとあわせ全国各地で130セット以上の棚POWERを活用された取引先支援を行なわれています。
マルサンアイ株式会社様からは中部営業部長の秋山有様と名古屋総括支店の倉橋副課長様、加藤産業株式会社様からは取締役ロジスティクス担当兼営業企画部長の加藤和弥様によりその活用の現状が紹介されました。
棚POWERを使用して取引先に対し他社がどのような提案手法を用い、どのような体制で運用しているのか、その活用実態と比較して今後自社がどうあるべきかなど、非常に具体的な2社のお話により、当日来場されたユーザー様からは、業種・業態が異なってはいても大いに参考になったとのご評価が、その生のお声やアンケート結果から伺え、大変有意義な場となった様子でした。

加藤産業株式会社
取締役ロジスティクス担当兼営業企画部長
加藤 和弥 様
IConceptからの提案
事例発表に質問されるユーザー様

サポートセンターには日々ユーザー様からの操作に関する問合せなどが寄せらます。DB化されたそれらの内容から比較的件数の多い内容をリストアップ、ユーザー様に対する活用上のヒントやアドバイスを、棚POWER機能トピックとして発表しました。
電話でのサポート・Q&A集でお知らせしている内容であっても、実際に直接聞いてみることで参考になったというご意見が多数ありました。
さらに、12月全ユーザーに対し提供される予定の棚POWER次期バージョンについてもご紹介、ユーザーからは大きな反響を受けました。
またMDPOWERのような品揃えに特化した分析ツールを活用して、ISMの実践やリテールサポートに今後どう取り組んでゆくべきなのかという提案には、多くのユーザー様が共感を受けておられた様子です。
さらに、小売業本部棚割システム棚POWER98の概要も発表され、小売業を含めたすべての業種の企業様から期待が寄せられる結果となりました。