お知らせ

2000/08/04 ブラウザで棚POWER起動

実はこれまでもWindowsNT Terminal Server Edition(以下TSE)またはWindows2000 Terminal Service(以下TS)とCitrix MetaFrameを利用することで棚POWER C/S Editionと店POWERはブラウザ上で起動することができました。これは業界初である棚割システムのクライアント/サーバー対応と、TSEならびにTSにいち早く対応したIConceptの技術力によるものでした。一般に画像などを多用するアプリケーションをブラウザ対応としても画像のダウンロードが発生するため、正直いって使い物になりません。しかし、TSEやTSを使用すればこの課題を簡単にクリアすることができるのです。IConceptの実験では64KBPS前後の回線を利用すれば、問題無く棚POWER、店POWERをブラウザ上で動作させることができます。
この度、Microsoft社より暫定リリースされた「Microsoft ターミナル サービス アドバンスト クライアント(TSAC)」を利用することで、MetaFrameもTerminalクライアントも必要とせず、ブラウザ(Windows端末)のみで棚POWERを起動することができます。クライアントに棚POWERプログラムやマスターを持ちたくない、マスターの集配信が面倒、イントラネットなどで資源を共有したいなど、その利用価値は非常に大きいと思われます。尚、使用回線などの制限により印刷などの大容量のデータを配信する必要のある場合などは注意が必要です。