2012(リニューアル版 Ver2.00)主な新機能

2011年にリリースした棚POWER 2011(Ver1.0)では、初心者でも特別な教育なしで直感的に操作できる仕組みを目指し、ユーザーインターフェイスの一新など大幅なリニューアルを実施しました。
今回お届けする棚POWER 2012(Ver2.00)では、リニューアル時の精神を引き継ぎつつ各種機能の更なる追加・改善によって「作業の省力化・効率化」を目指しています。

これまでの棚POWERでは、提案書や作業指示書を作成するために、棚POWERで出力したデータをPower PointやExcelで二次編集されている場合がありました。
棚POWER 2012(Ver2.0)では「棚POWER上でコメントや図形を編集する」という機能を追加する事で、二次編集の手間を省き、図形やコメントを含めて棚割モデル上で管理をできるようになりました。

また、基本什器の追加や、データインポート用のひな形設定などを行い、ユーザーの皆様の作業時間が極力短くなるよう努めています。
リニューアル前の棚POWERから積み残していた「什器のみの複写」や「連結棚の移動」などの各種機能も再搭載しており、より使いやすい棚POWERを目指しています。

図形配置機能の新設

棚割の自由な場所に線・図形・コメントを配置できる機能を新設します。 従来は、棚割図をPower PointやExcel等に貼り付けて加工をする必要がありましたが、棚POWER上で作業を完了する事ができます。

 

Power PointやExcelと同じように、リボンから図形を選択・配置する事ができます。直線・長方形・文字などを組み合わせる事で、棚割を自由に彩る事ができます。

 

コメントや図形も含めて棚割モデルとして保存できるため、「過去にどんな棚割だったのか」だけでなく、「どんな訴求点をアピールしたのか」まで確認できます。

3D時、什器の背板出力の有無に対応

棚割を3Dで表示する際、什器の背板を非表示にする事ができます。
これにより、ラウンド什器の再現が手軽に行なえます。

 

背板出力のon/offは、什器配置タブの詳細設定や、マスターメンテナンスから設定する事ができます。

連結している棚の移動に対応

棚POWER 2011では、連結されている棚の移動が行なえませんでしたが、棚POWER 2012からは連結棚の移動に対応しています。

什器複写時、什器のみを複写可能に

棚POWER 2011では、商品が陳列されている什器を複写すると、必ず商品も同時に複写されていましたが、棚POWER 2012からは、什器複写時に「商品・POPを含む/含まない」を選択できるようになりました。

 

棚の挿入・移動・複写時に棚高をポップアップ表示

棚割編集画面で什器の棚を編集する際に、マウスの移動に合わせて棚高をポップアップ表示します。
棚をどの高さに設置するのか、正確な数値を確認しながら作業をする事ができます。

棚割編集中にマスターメンテナンス

棚割モデルを編集している時にも、マスターメンテナンスタブからデータの編集が可能になりました。 新商品の追加や、カテゴリーグループの登録などが必要になった時でも、棚割モデルをいちいち閉じずにその場で対応が可能です。

ヘルプメニューにひな形ファイルをセット

ヘルプメニューに、商品情報、商品分類などのひな型ファイルをセットしました。 初めてデータ登録する場合などに、手軽に必要なファイルを準備する事ができます。

棚割表にバーコードを出力

棚割表の中に、商品のバーコードを出力する事ができます。

 

ハンディでそのままスキャンできますので、発注などの業務にも利用できます。

複数モデル/複数帳票を1ファイルに出力

複数のモデル、複数の帳票をExcelで出力する場合、すべてを1つのファイルにまとめて(Sheetに分割して)出力する事ができます。

売上情報インポート時に売上情報マスターを登録

従来は、事前に売上情報の名称とコードを登録してからでないと、中身の数値データを登録できませんでした。棚POWER 2012では、「データ移行」タブの「インポート」から「その他形式」の売上データをインポートする際に、売上情報の名称とコードも同時に新規登録する事ができます。

 

POS分析データもバックアップ対象に

棚POWER 2011までは、バックアップデータにPOS分析が含まれず、パソコンの載せ替えなどの場合は、再度POS分析用の各データのインポート作業が必要でした。
棚POWER 2012では、POS分析用のデータを「ファイル管理」していた場合はバックアップデータに含まれますので、バックアップデータの「復元」処理を行うだけでデータの再現が可能です。
POS分析の管理体系は「環境設定」で変更できます。

>>「棚POWER2012 主な新機能」PDFのダウンロードはこちら

2011(リニューアル版 Ver1.00)主な新機能1

大幅なリニューアルにより、操作性・正確さを向上

棚POWERは1994年のリリース以来、多くの企業で「棚割提案」や「棚割管理」のためにご利用いただいています。
ユーザーの皆様に、より分かりやすく、使いやすい棚POWERをお届けするため、2011年に大幅なリニューアルを行いました。ExcelやWordのような操作性の追求、お気に入り機能の充実などによって、これまで以上に簡単に棚割業務ができるようになりました。
また、ユーザーの皆様からお寄せいただいた要望を元に多くの新機能を搭載し、ビジュアル表現・データ管理両面において正確さを向上させています。

操作性の向上

画面構成、操作ステップ

棚POWERはExcelやWord2007から使用されているリボン・インターフェイスを採用しています。初めての方でも目的の機能をすぐに見つける事ができます。

 

また、棚割の編集中にだけ「商品配置」「什器配置」といったタブが増えるなど、利用状況に応じて必要な機能が表示され、迷うことなく操作を進める事ができます。

 

画面構成、操作ステップ

以前の棚POWERは、同じ登録機能でも「単品」と「複数一括」でボタンが離れているケースなどがありました。

棚POWER2011からは、関連機能を1ヶ所にまとめたことで、迷うことなく操作する事ができます。

 

選びやすい帳票メニュー

棚POWERには、たくさんの棚割帳票が揃っています。 どの帳票がどのような内容なのか、基本メニューではイラストと文章で概要を説明しているため、提案や作業指示などの目的に応じた帳票を簡単に選ぶ事ができます。

 

商品情報の必須項目の緩和

以前の棚POWERでは、JANコード、商品名、商品カナ名といった多くの必須入力項目がありました。棚POWER2011から、必須入力項目を大幅に緩和して、共通商品コード(JANコード)のみで手軽に商品登録ができるようになりました。

 

複数の棚割を同時に編集

複数の棚割モデルを同時に開いて編集することができます。棚割モデル間での商品や什器の移動もでき、旧シーズンの棚割から新シーズンの棚割を作成する際などにも便利です。また、各棚割の分析画面も同時に開いて比較する事ができます。

 

画面サイズを手軽に変更

ウィンドウ右下にある各アイコンをクリックすると、棚割の表示の大きさを変更する事ができます。棚幅や棚高、画面内で収まるように自動調整など行う事ができます。

 

お気に入り機能の充実

よく使う機能の登録

普段よく使う機能は、クイックアクセスツールバーに登録して、常に画面上に表示させる事ができます。

 

よく使う什器を登録し、ボタン一つで呼び出せます

作成した什器を「よく使う什器」として登録する事で「通常台」「平台」など登録した内容ですぐに什器を呼び出せます。

 

よく使う帳票の設定を「お気に入り」として保存できます

各帳票の設定をお気に入りとして保存する事ができます。
お気に入りから呼び出すだけですぐに帳票を作成する事が可能です。

 

棚割の画像を手軽に出力

編集中の棚割を「jpeg形式」や「BMP形式」で出力できるようになりました。
ExcelやPowerPointに直接貼り付けることもできます。

 

便利に使える仮置スペース

棚POWER 2011では2種類の「仮置情報」を使用することができます。
一方を陳列候補商品、一方をカット候補商品というように目的に合わせて使いわける事ができるようになりました。

 

色々なフォーマットのファイルからデータを取込み

商品情報や分類などを登録する場合、棚POWERのひな形以外のフォーマットでも取込む事ができるようになりました。取引先独自の形式の「商品マスター」や「売上情報」などを手軽に取り込むことができます。

 

複数のデータも一度に編集

複数の棚割モデルの名称や作成者氏名などを編集する「棚割モデル一括編集」、複数の棚割に陳列されている商品を一括で入れ替える「商品一括入換」など、繰り返しの操作をせずに大量のデータを一度に編集する事ができます。

各種「一括編集」機能を一ヶ所にまとめているため、迷うことなく作業を進める事ができます。

 

 

2011(リニューアル版 Ver1.00)主な新機能2

大幅なリニューアルにより、操作性・正確さを向上

棚POWERは1994年のリリース以来、多くの企業で「棚割提案」や「棚割管理」のためにご利用いただいています。
ユーザーの皆様に、より分かりやすく、使いやすい棚POWERをお届けするため、2001年に大幅なリニューアルを行いました。ExcelやWordのような操作性の追求、お気に入り機能の充実などによって、これまで以上に簡単に棚割業務ができるようになりました。
また、ユーザーの皆様からお寄せいただいた要望を元に多くの新機能を搭載し、ビジュアル表現・データ管理両面において正確さを向上させています。

ビジュアル表現、再現性の向上

多彩な什器表現

什器種類の拡張

什器の種類に、これまでの通常台やリーチイン台に加え「ひな台」 「平台(深底)」「吊下台」が追加されました

什器種類の拡張

化粧品などの売場で見かける「什器の中に小さな什器を設置して商品を陳列する」といった陳列方法にも対応しました。

手軽な3D機能

3D機能を使用している時に、マウスのドラッグで自由に回転させて視点を変えることができるようになりました。拡大・縮小もマウスのホイールで操作可能です。

POPによる多彩・リアルな装飾

什器の柄にPOPを反映

什器にPOPを貼り付けることで「柄のある什器」の作成が行なえます

手前に突出したPOPを再現

買物客に対して突出した状態のPOPを再現できます。棚割編集画面では通常のPOPと変わりませんが、3D表示にする事で突出した状態を再現します。

得意先ごとに商品情報を管理

商品情報マスターのほぼすべての項目を得意先や店舗別に登録できるようになりました。 「得意先別に売価や商品コードの登録」「個別情報の帳票を出力」といった事が可能です。

商品を階層分類で管理

「大分類」「中分類」「小分類」など商品の分類を階層で管理できるようになりました。 商品分類と階層分類で自社にあった管理方法をご選択いただけます。(併用も可能)

商品情報の項目を自由に拡張

棚POWERの商品情報に存在しないユーザー独自の項目を、自由に追加することができます。作成した商品情報の項目は、各帳票や分析機能で使用可能です。

売上情報の管理体系を拡張

これまでの棚POWERでは、売上情報の管理形態は
・「開始日」と「終了日」を登録
・上限は24期間
というものでした。

棚POWER 2001からは、
・開始日と終了日を指定する「期間管理」
に加え、
・年と週番号を登録する「週管理」
・年と月番号を登録する「月管理」
ができます。
また、登録できる期間の上限を廃止し、必要な期間分の情報を登録できるようになりました。
さらに、期間ごとのレジ通過人数を登録すれば、PI値を正確に算出することができます。

>>「棚POWER2011 主な新機能」PDFのダウンロードはこちら

Ver17.00 主な新機能

さらにリアルに!さらに手軽に!

Ver17.00では、陳列したボトル商品はそのままで、詰め替え商品のみを圧縮する機能など、さらにリアルなフェイシング表現を追及しました。圧縮した商品を容易に把握することや、余裕率の設定や解除の自動化など関連機能も向上しています。
また、商品情報の一括修正画面や、売上情報のみに登録のある未登録商品リストの出力など、運用をささえるマスター関連についても改善しています。
Ver16.00で新設したPOS分析機能も大幅に改善しました。初期設定の煩わしさの解消、マスター未登録商品への対応、分析メニューの単純化、自動レポート機能の新設などユーザーの皆様の声を反映しています。

圧縮率機能を新設

フェイシングオプション追加項目

仮置き機能をさらに拡張

画面表示部分のみ印刷可能に

手前挿入メニュー編集機能を追加

外部モデル参照機能について

機能ツールの表示/非表示が可能に

バブルチャートの指定範囲拡大機能を追加

Excelファイルの仕様変更

棚割図で色分出力を可能に

棚ラベルの仕様を大幅変更

帳票に総フェイス数・台区切線を出力可能に

棚POWER上で商品情報の一括修正を可能に

POPの一括処理が可能に

POPの複数選択が可能に

売上情報に未登録商品出力を追加

売上情報名称変更時、自動でモデルにも反映

モデル一括印刷機能がより便利に

一括商品入換にファイル削除を追加

モデル分析でタイトル選択が可能に

提案書ウィザードをより活用し易く

POS分析を使い易く

Ver16.00 主な新機能

POS分析機能の新設により活用場面がさらに拡大

ユーザーの皆様から寄せられるご意見・ご要望にお応えし、各機能でバージョンアップを行っています。
Ver16では、フェイシングや帳票作成など各機能のバージョンアップに加えて、POS分析機能を新設しました。
棚割モデルを作成することなくPOS分析が可能となり、棚POWERの活用場面がさらに拡大します。

POS分析機能~POSデータや市場データ等を様々な角度から分析~

POSデータや市場データ、出荷データ等、現在の流通業界には様々なデータが存在します。しかし、これらのデータは、担当者がただ持っているだけでは意味がありません。
データをしっかり分析し、データが持つ特徴や課題点を発見し、改善策へと繋げる事が重要です。棚POWERのVer16から新たに搭載される『POS分析機能』では、「簡単操作」「素早い分析」「見易い表示」を実現し、ビジネスパーソンの業務負担の軽減、取引先への深いMD提案を支援します。棚POWERの追加機能ではありますが、棚割とは関連せずPOS分析のみを行います。そのため、POS分析の為に新たに棚割を作成するといった手間がかかりません。分析結果は全てExcel出力ができますので、得意先への提案書や社内報告書にも利用していただけます。レジ通過人数のデータがあれば、PI値での分析も可能です。
『POS分析機能』を利用する事で、データに基づいた科学的な営業活動を実現させてください。


Ver15.00 主な新機能

ID管理によりセキュアな体制を構築

ユーザーの皆様から寄せられるご意見・ご要望にお応えし、各機能でバージョンアップを行っています。
Ver15.00では、使用者毎の機能制限のためのID管理を強化し、情報の漏洩や不用意なマスター削除などを防止できます。
また棚割モデルの閲覧や編集の権限について使用者毎に設定することが可能です。これにより必要なセキュリティを保ったまま、WEB上で使用するなど取引先間の共有環境での棚POWER運用が可能となります。
ほかにも「陳列ゾーニング表」の新設や、ゾーニングチェック機能の追加など、棚割作成のステップで非常に重要なゾーニングについても強化しています。

ID管理を強化・モデル管理権限を新設

モデルコメントを新設

モデル一覧印刷項目の追加

各出力項目・選択可能項目を複数選択可能に

陳列商品のJANコードをフェイシング上でコピー可能に

仮置きにプルダウンメニューを追加

仮置き内の陳列済み商品を一括クリア

フェイシングオプションに機能を追加

フェイシング上で追加カット商品の確認を可能に

商品リストの絞込み項目を追加

商品リストの表示項目を追加

陳列ゾーニング表を新設

棚割図のExcel出力を可能に

棚割図・棚割図表を拡張

棚割チェックにゾーニングを追加

ハイライト分析・分布表の項目を追加

分析検証追加項目

売上情報名変更を追加

メンテナンス・商品情報で文字検索を可能に

メンテナンス・商品情報の追加項目

チェックデジットエラー商品のリスト出力

メンテナンス・分類に一括削除機能を追加

パターン管理で一括店舗割り付けを可能に

モデル項目変更の一括変更を拡張

追加カット一覧表などの一括印刷が可能に

追加カットモデル分析に出力項目を追加

Ver14.00 主な新機能

『棚割チェック機能』の新設など分析機能を強化

従来と同様に、ユーザーの皆様から寄せられる声にお応えし、各機能でバージョンアップを行っています。
「棚割チェック機能」のアラーム表示により課題点を迅速に把握できます。また、「散布図」の新設など、比較売上情報を用いた分析手法を強化、市場データと比較した棚割分析を可能とします。
このように、分析検証機能の強化により、売場生産性向上のための棚POWERの活用場面がさらに拡大します。





Ver13.00 主な新機能

テーマは『ユーザーフレンドリー』

今回のバージョンアップでは「より使いやすく、わかりやすいように」をベースに行っています。「ありそうでなかった」「あったら便利」な新機能をはじめ、これまであった機能もグレードアップしています。


Ver12.00 主な新機能

簡単操作と自在の編集で提案力向上を実現

提案書ウィザードにより簡単操作で提案力を飛躍的に向上

使用者のスキルに関係なく、ウィザード形式で複数ページの提案書が作成できる機能です。
モデルは基本と比較、2つのモデルが選択可能。
レイアウトを指定し、棚割図や分析表などの帳票,構成比率表や分布表などの分析検証グラフなどを選択すれば、PowerPointまたはExcelファイルに出力できます。
設定内容は設定ファイルに保存可能で、これにより誰でも簡単に、棚割作成と同時に提案書までが完成し、提案内容と作業効率が大幅に向上します。

 多様なレイアウト設定と出力項目

数種類のレイアウト設定から最大20枚のPowerPointのスライド、Excelシートの設定が可能です。
分析検証グラフや各種帳票を標準機能と同様に詳細な設定が可能で、同一のグラフや帳票の場合にもそれぞれのレイアウトの領域ごとに設定することができます。

既存ファイルの差し込みや出力後の編集で自在に提案書をアレンジ

既存のPowerPointファイルを指定のレイアウト位置へ差し込みできます。
もちろん出力後にPowerPointやExcelでレイアウト等の編集が可能ですので自在にアレンジできます。

即戦力ツールとして分析検証機能を強化

マトリックス分析

フェイシング中の分析検証機能に、新機能が追加されました。
縦横軸それぞれ2つの出力値が選択可能。最大4つの組み合わせによる複次元でのクロス分析をマトリックス表示できます。
モデル設定で指定した比較売上情報の同時表示や、陳列されていない商品を含めて分析することにより、品揃え過多や欠落商品群の発見が容易に行えます。

 

 

選択商品リストから任意の商品を仮置きウィンドウへ陳列

構成比率表、価格帯グラフ、ポートフォリオ、バブルチャートや新設のマトリックス分析で条件に合う該当商品をリスト表示する選択商品リストで、任意の商品を選択して仮置きウィンドウへ陳列可能にしました。
これにより、各種分析で発見した陳列候補商品を即フェイシングへ反映することができます。

フェイシング中の分析検証グラフをExcelグラフで出力可能に

従来表示している形式以外(例えば構成比率表は縦棒グラフだが円グラフ)での出力も可能になります。
出力したExcelグラフは数値を含めてExcel上で再編集可能ですから、従来のようにクリップボード経由の画像を貼りこんで独自の提案書を作成していたのと比較すると、表現力が大幅に向上します。
もちろん提案書ウィザードでExcel出力時の分析項目をExcelグラフで出力することも可能です。

構成比率表

従来の、スペース、売上数量、売上金額、粗利益に加えて、アイテム数、フェイス数、在庫数のうち同時に4つまで選択して出力できます。

 

価格帯グラフ

従来は任意に指定した価格帯(最大20個)でしたが、これに加えて各商品の売価毎にグラフを表示することが可能になり、プライスライン数の検証も容易に行えます。

トレンド分析

従来のグラフ表示に加えて、数値出力を追加しました。

分析表(帳票)でユーザー計算式の設定が可能に

棚POWERの基本項目を使用して、ユーザー独自の項目の出力ができるユーザー計算式の設定を可能にしました。
従来であればExcel出力した分析表をExcel上で加工する必要がありましたが、これからはダイレクトに必要な情報を出力することができます。

 

よく使う機能もさらに充実

フェイシング

商品詳細画面で単品トレンドグラフの表示、非表示の選択を可能にしました。
棚連結時に傾斜を大きいほうの棚に合わせるようにしました。
商品リストの表示項目にメンテナンス日を追加。類似の新旧商品の把握も容易になります。

帳票作成

追加カット一覧表や追加変更棚割表の比較系帳票で、従来は帳票毎に比較モデルを選択する必要がありましたが、モデル起動中であれば自動で同じ比較モデルを選択した状態になるようにしました。
また、別の比較モデルへ変更する場合にもその場でモデル検索が可能となり、利便性を向上しました。
陳列情報、オーダーブック、分析表等で台別改ページを可能にしました。

棚割表、棚割図表、追加変更棚割表で、指定したアイテム数以上陳列している棚の情報を明細一覧出力可能にしました。
また、手前挿入・別商品積上リストや追加/カット商品明細一覧も含めて、棚割表と同一ページにリスト出力できるようにしました。

棚割表、罫線棚割表で未陳列領域も出力可能にしました。

色分棚割表、色分棚割図表で色分出力値名称(メーカー、品種等)を出力可能にしました。

棚ラベルの総額表示対応で、外税の消費税計算時に切り捨て、切り上げ、四捨五入の選択を可能としました。また、表示方法に本体価格+総額を追加しました。

星取表とモデル分析

出力可能な項目を大幅に拡張しました。
また、星取表では従来のモデル基準に加えて、店基準での出力も可能になり、同一店舗を重複させることなく出力可能になります。

3D作成

3D表示の際の背板の色指定が可能になります。
円筒商品で商品サイズの幅と奥行きが異なる商品は楕円として表示するように改善しました。
商品の形状にペットボトルと瓶を追加し、より臨場感ある3D表示が可能になります。

わずらわしいマスター関連もさらに便利で簡単に

データ変換の業界データでNID形式へ対応

プラネット、SPスクエア、OTC、FDBに加えてNID形式へも対応します。
他の形式同様に棚POWERとの対応項目の紐付け設定が可能です。

売上情報のインポートがさらに便利に

一つの商品データが複数行に渡る場合にも取り込み可能になりました。
ヘッダー行の表示により項目の関連付け作業がわかりやすくなりました。

自動ダウンロード機能

分類、POPも自動ダウンロードの対象にできるようにしました。
更新確認の日付間隔の設定を可能にしました。

快適な運用のためにマスターコンバージョンをします

WindowsMe/XPのシステム復元機能の対象となっていた拡張子を変更します。
これによりシステム復元機能を有効にした場合でも快適にご利用いただけます。
従来は約10万件が上限でしたが、約20万件の商品情報に対応するようになりました(C/S運用時は制限無し)。

Ver11.60 主な新機能

総額表示方式へ棚ラベル出力形式を対応

総額表示方式へ棚ラベル出力形式を対応しました。
「売価備考」で価格の備考を指定します。

非表示・・・・・・・・・表示しません。
(税込)表示・・・・・売価の右に“(税込)”を出力します。
本体価格表示・・・売価の下に本体価格を出力します。
消費税表示・・・・・売価の下に消費税を出力します。
本体+税表示・・・売価の下に本体価格と消費税を出力します。

 

平成16年4月から、消費者に対する「値札」や「広告」などにおいて価格を表示する場合には、消費税相当額(含む地方消費税相当額。以下同じ)を含んだ支払総額の表示を義務付ける「総額表示方式」がスタートしました。