第1回ATWサービス・セミナー21開催報告

3月23日(金)に、「第1回 ATWサービス・セミナー21 世界初?!棚割システム・ASPサービス活用セミナー」を開催しました。ホームページ上のみの集客ということもあり、参加者は10数名と比較的小規模なセミナーとなりましたが、積極的な質問も多く、中にはセミナー終了後30分以上かけてご説明させて頂いた方もおられます。
次回開催日程は未定ですが、今後も継続して開催していく予定です。また、今回は東京での開催でしたが、今後全国主要都市での開催も予定しています。

RETAIL TECH JAPAN 2001 開催報告

RETAIL TECH JAPAN 2001に出展しました

株式会社アイコンセプトとの共同出展で、3/6~3/9まで開催されたRETAIL TECH JAPAN 2001に出展しました。ブース内にはATWサービスを体感いただけるコーナーを設置。実際に64Kbps,128Kbps,LAN環境下で棚POWER・ATWサービスをご使用いただき、その処理スピードを体感いただきました。その他、業界全体の課題であるマスターメンテナンス作業を大幅に軽減できる「流通コラボレーション」や業界初の業務連動型システム「店POWER」など、エニタイムウェアがご提供する様々なソリューションについてご提案させていただきました。

新サービス「棚POWER ATWサービス プラス1」をスタート

棚POWERデータベース・サーバーとしてダウンロードできる新サービス「棚POWER ATWサービス プラス1」をスタートしました。

MS OFFICE ATWサービスを開始

MS OFFICE ATWサービスを開始しました。
(※2015年現在、このサービスは取り扱っておりません。)

「棚POWER ATWサービス」試用申し込みを開始

「棚POWER ATWサービス」の試用申込を開始しました。お申込はこちらから

日経流通新聞で紹介されました

アイコンセプトとミツイワ 棚割りソフトネットで提供 ASP新会社コスト1/8に削減

棚割りソフトウエアを開発・販売するアイコンセプト(大阪府吹田市、池上正祥社長)とシステム開発のミツイワ(東京・渋谷、新村善弘社長)は、11月1日から共同で棚割りソフトのASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)事業を始める。これまでの8分の1のコストで効率的に棚割りできるという。スーパー、卸などに拡販し、2003年度に2,000社の利用を目指す。棚割りソフトのASPは珍しい。

両者は事業化に備え、新会社のエニタイムウェア(東京・渋谷)を設立した。
資本金は3,000万円で、アイコンセプトの池上社長が50%、アイコンセプトとミツイワが16.7%ずつ出資した。社長は池上社長が兼務する。
アイコンセプトが開発した棚割りソフト「棚POWER(パワー)」は、700社以上に導入されている。新会社はこのソフトを、インターネットを通じていつでもどこでも自由に操作できるサービスを提供する。
棚割りソフトは実際の商品を撮影した画像をもとに、販売効率の良い陳列方法を設計する。ただ商品の入れ替わりが激しく、画像データベースのメンテナンスに手間がかかる。このためASPの開始に当たり、食品、日用雑貨など13万品目以上を登録した商品画像データベース・センターを用意した。

ネットで100種類の商品画像を取り込む場合、普通は6-20分以上かかる。しかしエニタイムウェアはサーバーに仮想画面を描き、独自の通信手順で手元のパソコンに表示する新技術を活用するため、1分以下で棚割りが完了するという。
月間の利用料金は1クライアント当たり26,800円。「最もコスト削減効果が大きい場合は、負担額が8分の1になる」(池上社長)という。
エニタイムウェアは競合他社の棚割りソフトを利用している企業にも乗り換えを提案し、2003年12月期に16億円の売り上げを目指す。
ASP

業務効率化ソフトをインターネット経由で期間貸しするサービス。企業は必要なソフトをASP事業者から借り、使った分だけ料金を支払う。高価なソフト購入する必要がないため、ネットの普及とともに利用企業が急増している。

会社設立のご案内

アイコンセプト、ミツイワは業界初棚割システムASP「エニタイムウェア株式会社(AnyTimeWear)」設立
~インストア・マーチャンダイジング(ISM)を中心に流通向けソリューションを推進~

アイコンセプト(本社:大阪府吹田市、代表取締役:池上正祥)とミツイワ(本社:東京都渋谷区、取締役社長:新村喜弘)は共同出資により、業界初となる棚割システム・アプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)として合弁会社を設立することに合意しました。会社名は「エニタイムウェア株式会社(AnyTimeWear)」、設立は2000年10月10日、サービス開始は2000年11月上旬を予定しておりますので、お知らせいたします。

アイコンセプトの「棚POWER(R)」は既に700社以上の導入実績を持ち国内における棚割システムのトップブランド(アイコンセプト調べ)です。また、ミツイワは関東地区における棚POWER(R)の最大の販売実績を持ち、そのネットワークソリューション技術、全国各地36ヶ所の拠点ネットワークをサービスエンジニア 550名のオンサイト・サービスで対応しており、今後需要が予測される中小企業でのIT活用を推進できることから、新会社設立に合意いたしました。

従来、棚割システムはシステムを導入しても商品マスター整備、特に画像メンテナンスに多大な労力が必要となっていましたが、株式会社サイバーリンクス(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役社長:村上恒夫)との提携により、国内最大級となる13万SKU(2000年9月現在)の商品画像保有データベースである同社・MDBセンターとリンクしシームレスな運用環境をインターネット上で提供致します。
画像メンテナンスに関してはMDBセンターへ代行登録を依頼することが可能です。MDBセンターに登録することで自動的に当ASPを利用する全ユーザーが使用できることになります。棚POWER・ASPが普及することにより消費財メーカーや卸売業がこれまで個別に対応していた得意先毎のマスターメンテナンス作業が大幅に軽減できます。

「流通コラボレーション」と題したメニューを用意して、消費財メーカーや卸売業が、広告料を支払うことにより、サイトへの広告や販促提案の掲載、及び小売業毎のマスター・メンテナンスをブラウザ上で行える機能を使用できます。この広告料の一部を小売業の棚POWER利用料に補充できるプログラムを用意します。小売業は棚POWER・ASP利用料を軽減でき、消費財メーカーや卸売業ではMDBセンターで公開したくない商品のメンテナンスを個別訪問し対応する作業料の軽減とサイトでの販売促進活動を行なえるメリットがあります。

従来の棚割システムではハードウェア、ソフトウェアの購入も必要でインストールするPCを限定するなど制約も多く、初期のマスターメンテナンス、スタッフの教育、維持管理コストも必要となります。一方、当ASPでは基本的にハードウェア、ソフトウェアの購入も不要で、インターネット環境とブラウザがあればいつでも(24時間)、どこでも(自宅や得意先)、クライアント機(Windows(R)、Macintosh(R)、UNIX)のハードウェアに依存することなく安価に棚割システムを利用できます。試算によれば初年度のトータルコストを約1/8にすることが可能です。また、場合によってはいつでもサービスの利用を中止できることもポイントと言えます。
従来のASPではクライアントのブラウザに全てのプログラム、データをダウンロードし利用するのが一般的ですが、棚割システムの様に画像を駆使するアプリケーションではこの方式は不向きと言えます。当ASPではMicrosoft(R)社とCitrix(R)社のSBC(Server-based computing)技術を利用し、あくまでも画像を処理するのはiDC内の仮想画面であり、その画面を少ない帯域で高速にクライアントのブラウザに転送することにより、ユーザーはストレスなくアプリケーションを利用できます。
また、従来型ブラウザ・システムでは、テキスト情報についてはブラウザからの登録に限られたり、画像についてはメンテナンス自体が不可能に近く、印刷に関してはブラウザ機能に依存し制限も多く発生していました。Citrix(R)社MetaFrame(TM)を利用することで、クライアント・ディスクドライブやプリンタ制御も可能となり、ユーティリティー機能によりクライアント・ディスクのファイルからiDC(インターネット・データ・センター)のデータベースへの直接登録を可能とし、画像についても切り取りや色補正はもちろんiDCのデータベースへの直接登録、印刷についてはWindowsシステムで可能なあらゆるプリンタ制御を可能としています。

ASP事業として重要なユーザーサポート業務は、営業、カスタマーサービスなどの分野において包括的な顧客ネットワークを持つミツイワ・グループ、また、アイコンセプトが既に開設している東京、大阪サポートセンターを利用、さらに全国18社20拠点以上となる棚POWER正規代理店によるネットワークを通じ提供します。さらに、Citrix(R)社MetaFrame(TM)を利用することで教育用ビデオなどをダウンロードすることなくオンデマンドで提供します。

また、当ASPのホームページは流通向けポータルサイトを目指し「流通お役立てブース」を設けます。今後流通系新聞雑誌社数社より情報ソース提供を受け、流通最新情報の発信を予定しております。また、「52週販促カレンダー」と当ASP利用企業からの販促提案コーナーなど、ビジネス情報を流通に絞って提供します。

今後もASPメニューの追加を検討しており、iDCの実績を持つインテグレータの株式会社シーイーシーと提携することでAnyTimeWearサービスの安定提供に努めてまいります。

SBC技術を採用した当ASPは、クライアント・ハードウェアの負荷を最小限に、クライアント資源を継続的に利用することが可能で、アプリケーション管理・システム管理が不要となり、維持管理コスト、メンテナンス・コスト、運用コストなどTCOの削減ばかりか、本来の課題である売場生産性向上のための業務に注力できるサービスや情報を提供します。
マーケットを流通に絞り確実に事業展開してまいります。2003年度には2,000クライアント 売上16億円を目指します。
エニタイムウェア株式会社(AnyTimeWear)概要

1.事業目的
インターネットを活用した流通向けソリューションを提供することを目的とします。

2.業務概要 アイコンセプト社のISMシステムおよびミツイワ・グループの顧客ネットワーク、ネットワーク・ソリューション技術により、流通向けアプリケーションの開発や情報を提供します。

3.会社概要 会社名:エニタイムウェア株式会社(AnyTimeWear)
資本金:3,000万円
設立:2000年10月10日
所在地:東京都渋谷区渋谷三丁目15番6号並木橋ビル
代表取締役:池上正祥(現アイコンセプト代表取締役)
取締役:羅本礼二(現ミツイワ取締役)
取締役:成宮功(現アイコンセプト・システムセクション・マネジャー)
監査役:柏木茂(現ミツイワ取締役)
株式会社アイコンセプト

常に”誰もが使用できる環境”、”誰もが活用できるシステム”をユーザーとともに考え、ユーザーが求める要望をキメ細やかに取り組んだシステムやサービスを適正価格で提供するという企業コンセプトのもと、棚割システム利用技術の開発および受託、インストアマーチャンダイジングに必要な情報処理および情報提供サービス、システム機器等の販売業務を行っております。「棚POWER」は既に700社2,700クライアント以上(平成12年8月現在)で利用され棚割システムとして定番化しています。
ミツイワ株式会社

1964年創立以来、情報システムの企画/設計から構築、運用支援、保守、工事までをトータルにご提供し、お客様の幅広いニーズにお応えしております。
現在のサービスネットワークは、全国36ヶ所、従業員は1,000名、売上高39,000百万円(平成12年3月期現在)
主な提携先
株式会社シーイーシー

事業内容:ソフトウエア受託開発、システムインテグレーション・ネットワークサービスの提供。
上場取引所:東京証券取引所市場2部
株式会社サイバーリンクス

流通小売業向け情報処理サービス、商品画像データベース事業、システム開発・保守、通信システム販売・デビットカード決済センター事業。
技術サポート支援

マイクロソフト株式会社、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社

第4回 棚POWER ユーザーフォーラム 開催報告

第4回 棚POWERユーザーフォーラムを開催

棚POWERユーザー同士の情報交換会である棚POWERユーザーフォーラムを開催いたしましたので、概要をご報告申し上げます。

去る10月21日、弊社は棚POWERユーザーフォーラムをホテル阪急インターナショナル(大阪市)にて開催いたしました。今回で4回目をむかえたフォーラムには、棚POWERおよびMDPOWERを活用する企業が全国から多数参加、総勢200名以上のユーザーが一同に会し、日頃では得がたい他社での活用実態などに触れました。資本や系列を超えた企業間の統合などが顕著にすすみ、流通全体を取り巻く環境が激変する中において、棚POWERが今後もユーザーと一体となり進化してゆくシステムであることが再認識された場となりました。

すでに650社にのぼる導入実績を達成し、ほぼ国内でのトップシェアを確立した棚POWER95をはじめ、これをベースとした小売業本部棚割システム「棚POWER98 for リテイラー」も、システム開発の狙い・概要が、そのファーストユーザーとなった株式会社ヤマナカ様からも披露され、製配販一体となった取り組みが今まさに具体的に始まったことが強調されるとともに、今後もISMを専門に支援するソフトウェア開発メーカーとして弊社があらゆる資産と労力を注いでゆく所存であることをお伝えいたしました。
また、業種・業態の壁を越えた交流・情報交換の場を、立食パーティーの形式で催し、活発な意見交換が行われました。
棚POWER95活用事例紹介

国分株式会社
流通事業本部 営業企画担当 課長 郡司 浩吉 様

ユーザーによる活用事例が、世界的にも屈指の規模となる総合食品商社「国分株式会社」様から紹介されました。自社戦略を全社/全拠点に広く深く浸透させ、棚POWERを営業展開上の必須ツールと位置づけるために、独自のマスターデータセンター構築や、グループウェアを活用した社内情報流通、サーバーを導入したシステム構築などが必要となったことをはじめ、棚割システム導入の経緯や、棚POWERを選択するにあたってのポイント、棚割作成上のポイント、提案スキルを向上してゆくための課題と今後の計画といった、他ユーザーが自社での運用レベルを深めるために非常に有益な情報が提供され、具体的な質疑応答も多数交わされました。
また、他の企業での事例をまとめた「活用事例集」も配布いたしました。
サポートセンター/システムセクションから最新情報の提供

株式会社 アイコンセプト
システムセクション チーフ 成宮 功

棚POWERは、専門教育を受けた専任スタッフが迅速なサポートと的確なアドバイスをユーザーに提供しています。また同センターには、棚POWERを活用するうえで有益なあらゆる情報がデータベース化されています。サポートセンターへの問い合わせを通じてこれらの情報を有効に活用いただきたいこと、センターでは問い合わせに対しどのような思いで対応し、対応結果をシステム自体の開発やサポートメニューの充実にどう活かしているかといったことを、アイコンセプト担当者より発表いたしました。
また、弊社のシステム開発責任者から開発の背景をはじめ次回バージョンアップに予定する内容や、棚POWER95 C/S Edition,棚POWER98 for リテイラーの紹介といった最新情報を提供し、時代の流れとともに変化するシステム環境や市場環境の変化,それに伴い変化するユーザーの活用実態に対して、今後を踏まえどのような方針を持っているかをお伝えしました。
棚POWER98活用事例紹介

株式会社 ヤマナカ
ロジスティクス部 マネジャー 竹田 洋一 様

棚POWER98は、小売業での棚割関連業務の効率化を図るとともに、トータル的な売場生産性向上に向けてユーザーが本来の業務に傾注できる体制構築を実現するためのシステムです。そのファーストユーザーとなった「株式会社ヤマナカ」様(愛知県及び三重県で67の郊外型スーパーをチェーン展開)から、導入の狙い,取引先と一体となった取り組みの計画が紹介されました。来場したメーカー/卸売業/小売業のユーザーに対して、この発表自体が同時に「製配販一体となった取り組み」の提案にもなり、非常に多くの関心を得ました。
魅力的な売場実現へ向けての提案

株式会社 ジェック
大阪訓練部 インストラクター 比嘉 隆 様

実践的教育・研修などを専門に行なわれている株式会社ジェック様より、実際にカテゴリーマネジメントによる革新を成功させてゆくプロセスにおいての現場での逆風とその解決策、そして、成功を導くうえでの教育の果たす役割などを、これまでの流通業界との取り組みやその事例などを交えて発表いたしました。
カテゴリーマネジメントの必要性や、多くの企業が今どこに注目し、マーケティングしているのか,小売業が今後求めるであろうパートナーの姿やパートナー企業としてのマネジメント力は何か,具体的な課題は何なのか,そのために必要な体制,教育とは、といったことを”ユーザーとともに検討し、具体的な活動に結びつけたい”。今回のフォーラムはそのアナウンスを行う場となりました。今後そのひとつの活動として、外部講師を交えての交流会(キーマンミーティング)実施の提案も行い、賛同を呼びかけました。