2013(リニューアル版 Ver3.00)新機能1

最新の棚POWERでは「売上予測」「什器の台別での分析集計」など、棚割を検討する上で参考になる大小さまざまな新機能を搭載しています。

また、ご好評いただいている「図形配置」機能では、棚割上に画像を配置できる「画像挿入」機能の新設を行いました。売場の再現や提案内容の補足など、これまで以上に自由な感覚で棚割を作成する事ができます。

更に、棚割編集中でも「データ移行」機能を利用できるようになるなど、操作感の向上や作業時間の短縮にも力を注いでいます。皆様の棚割検討のレベルアップ・効率化に役立てていただければ幸いです。

棚割検討・作成のサポート

売上予測機能で、陳列の変化による売上変動を予測

売上予測機能では、陳列を変更する事で売上がどう変化するかを予測します。
現在の棚割・売上を元に新たな棚割を計画する場合などに、参考情報として利用できます。

 

「棚割単位」「商品単位」で予測値を表示

売上予測を実行すると、棚割全体の予測値が画面上に表示されます。
陳列位置やフェイス数などを変更すると、連動して予測値も変化していきます。

 

「単品明細」ボタンで、商品ごとの売上・予測値を確認する事もできます。
Excel やPDFファイルに出力できるため、提案書の補足資料などに利用できます。

 

商品【位置】【フェイス数】【その他の要素】を組み合わせて予測

予測の計算は、商品の「位置」「フェイス数」「その他の要素」を組み合わせて行います。

 

◆位置指数

購買者層や客動線などの条件によって初期値が自動的に決まります。
位置指数の初期値は食品・日用品売場での販売傾向調査を元に決定されています。
手動で各エリアの値を調整する事もできます。

◆フェイス指数

商品のフェイス数が売り上げに与える影響を指数化し、棚割上のフェイス数が変更された際の売上を予測します。

◆アイテム指数

販促活動の有無、展開シーズンの変更、エリアの違い、競合製品との関係性など、「位置指数」「フェイス指数」以外の要素をアイテムごとに設定します。
自社商品のCM投下や展開時期による売上伸び率が分かれば、「アイテム指数」として入力する事で、より正確な予測をする事ができます。

新規陳列商品の売上を設定

初めて棚割に陳列する商品は、予測のベースとなる売上情報が存在しません。
そういった場合は、予測のための仮の売上情報を入力する事ができます。
これによって、売上情報の無い新規陳列商品も含めた予測計算をする事ができます。
仮の売上情報を入力する際は、参考情報として既存の陳列商品の売上情報を確認できます。

棚割編集中に商品の細かな分析値を確認

棚POWERの「ハイライト」機能では、売上や商品分類など、さまざまな視点で商品を色分け表示する事ができます。今回のバージョンアップでは、色分けと同時に商品の分析値を確認する事ができるようになりました。
確認したい商品にマウスカーソルを合わせると、画面上に商品の実数値(売上、売価、粗利率など)が表示されます。

カット商品を選択する際などに、「まず色分けで大まかに絞り込み、実数値を確認して単品を決定する」という事ができるようになります。

 

陳列スペースの残り幅を表示

棚割編集中に、陳列商品や什器にマウスカーソルを合わせると、その棚に陳列できる残り幅を確認する事ができます。
画面下部に表示される残り幅を見て、商品リストから適した商品を探す事ができます。

 

什器の台別の集計値を帳票として出力

陳列商品に関する情報(アイテム数、フェイス数、スペース当たりの売上など)を、什器の台単位で集計し、帳票として出力する事ができるようになりました。
什器数の多い棚割でも、什器単位の売上や商品構成の傾向を手軽に確認する事ができます。

 

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